チャレンジドジャパンは、株式会社チャレンジドジャパンが手掛ける就労移行支援事業所です。
2008年に設立された株式会社チャレンジドジャパンは就労支援事業を中心に、企業支援や社会デザイン支援などの事業にも取り組んでいます。
成人を対象としたプログラムだけでなく、発達障がいや学習障がいのある児童を対象としたプログラミング教室「チャレンジドジャパンきっず」も展開しています。
就労移行支援事業所選びに失敗したと感じている利用者の声で多く聞かれるのが「事業所の雰囲気が自分には合わなかった」「自分の受けたいプログラムがなかった」「障害の特性を考慮してくれなかった」といったものです。
就労移行支援事業所は、自主的な活動を中心とした所から、障害の特性に合わせた個別サポートを強化している所まで様々。事業所選びに失敗しないためには、「自分の通える範囲にどんな事業所があるのか」をしっかりと調べることが重要なのです。
就労移行支援は原則2年しか利用できないサービスなので、事業所選びに失敗したくはありませんよね。
資料請求や、見学を行って事業所を比較するところからはじめてみましょう。
2分で資料請求完了です
チャレンジドジャパンのプログラムの概要は?
チャレンジドジャパンでは、利用者個人個人の特性に合わせた支援が最大の特徴です。長所を伸ばし、短所を補うプログラムを、オーダーメイドのカリキュラムを組み支援します。
就職までの5つのステップを通し、きめ細やかな分析と徹底したフォローで安定を目指します。
就職までのステップ
・独自のチェックシートで自分の得意・不得意を確認
・利用者のニーズと分析結果から個別支援計画を作成
・様々なトレーニングプログラムで就職を目指す
・利用を通して見えた強みを就職先へ提供
・就職後も定着支援で就労継続を徹底サポート
就労移行支援事業所の3つのタイプ
就労移行支援事業所は大きくわけると以下の3つのタイプに分けることができます。
総合一般型
就労がはじめての人やブランクがあって不安のある人でも、就労に必要な様々なスキルを高めることができるように、多種多様なプログラムが用意されています。
障害理解、自己理解、アンガーマネジメントなどセルフコントロールに必要なプログラムも充実。
専門スキル特化型
IT関連のスキル習得に特化した事業所が多く、未経験の方でもイチからスタートできる事業所もあります。
資格取得のためのサポートプログラムがあり、資格を就労後に活かすことができます。
障害種別特化型
障害特性に配慮したプログラムがあり、同じ障害を持つ仲間と安心してトレーニングを受けることが出来るため、障害理解も進みやすいです。
おすすめの就労移行支援事業所
おすすめの就労移行支援
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チャレンジドジャパン プログラムの内容
チャレンジドジャパンは総合一般型の事業所です。
8つの支援プログラムで利用者の強みを伸ばし、弱みを補うトレーニングを行なっています。
1.就職準備セミナー
就職活動を行うにあたり、最初の関門となるのが応募書類の作成です。書類作成と言っても、企業研究や自己覚知など様々な要素が絡むポイントとなっています。プログラムでは履歴書や職務経歴書の作成支援や面接の受け答えなどの基本的な知識を学びます。
2.ビジネスマナー講座
就職活動、また就職してからもビジネスマナーは常に求められます。身だしなみやあいさつ、言葉遣いをはじめ報告・連絡・相談や来客応対など、より具体的な知識を学びます。
3.健康で快適な日常生活のためのセミナー
安定して仕事を継続するためには、規則正しい生活を送ることが第一歩です。掃除・洗濯・料理などの基本スキルから節約術、快適な睡眠をとる方法や体調管理のポイントを学びます。
4.機能的コミュニケーション
より専門的な支援として、JST(ジョブ・スキル・トレーニング)を実施しています。職場内で想定されるより具体的なケースについてロールプレイを実施し、参加者全員で話し合いながら振り返りを行います。
5.よりよい人間関係を育むコミュニケーションセミナー
良好な人間関係は、働きやすい環境を生み出します。チャレンジドジャパンではアサーションをはじめとしたコミュニケーションスキルを高めるセミナーで、人間関係の構築の仕方を学びます。
6.いい感じの自分でいるためのセミナー
ひとりひとりの性格が違うように、ひとりひとりリカバリーの方法も変わります。自分自身の症状や障害特性を知ることで、調子のよさをキープする方法や、調子を崩した時の対処法を学びます。
7.実践トレーニング
就職に向け、グループに分かれ指示書に沿ってミスなく業務を遂行するトレーニングを行います。業務に対する集中力と、集団での作業による社会性の獲得を目指します。
8.社会生活スキル
仕事とプライベートを切り替えることにより生活にメリハリが生まれ、それぞれの時間を有意義に過ごすことができます。チャレンジドジャパンではストレス発散や趣味活動などの余暇スキルについても一緒に育てています。
チャレンジドジャパンの利用者の傾向
20代から50代の利用者を中心に、幅広い年代の方が利用しています。
障がい分野も精神・知的身体及び難病患者と様々ですが、特に統合失調症・うつ病・双極性障害など精神障がいを持った方、発達障がいや知的障がいを持った利用者が多い傾向です。
就職実績・就労先
2022年1月での就職者数は2,100名を超えており、各センター毎月1~2名の利用者が就職しています。年間では10名以上が就職し、社会に進んでいます。
チャレンジドジャパンを経た就労先は、事務やIT関係のデスクワークをはじめ、清掃や屋内軽作業、調理や福祉・介護などの職種にも実績があります。
チャレンジドジャパンの定着率
チャレンジドジャパンでは、就職6ヵ月後の定着率が92%。令和2年度の障害者就業・生活支援センター事業実態調査報告による全国平均が87.2%であることを踏まえると、チャレンジドジャパンの実績の高さが窺えます。
チャレンジドジャパンの強み(メリット)と弱み(デメリット)
チャレンジドジャパンでは独自開発したアセスメント手法による分析により、ひとりひとりに最適なカリキュラムを作成。苦手な部分をカバーし、得意分野を伸ばすことで短期間での成果を目指します。
チャレンジドジャパンによるアンケート結果においても、事業所の雰囲気の良さやサポート体制に安心感を持てることが事業所選びの決め手となった結果が得られています。
チャレンジドジャパンはアセスメントによる分析によって支援計画を行います。自己と向き合うアセスメントが苦手な方、自分に自信がない方には利用に際して少し抵抗を感じるかもしれません。
チャレンジドジャパンでは障害の特性と合わせ、スタッフがご利用者ひとりひとりと向き合いながら支援していくため、自分なりのペースで取り組むことができます。
チャレンジドジャパン 向いてる人・向いてない人
チャレンジドジャパンの特徴を踏まえるとひとりひとりに向き合い、スタッフが丁寧に対応してくれるため、やるべきことが見えている人もそうでない人も質の高い支援が受けられます。
しかしながら、既にやることが決まっており、より高度なスキルを求めている方などには支援内容が自らの思いにそぐわない可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。様々な就労移行支援事業所がある中で、チャレンジドジャパンは独自のアセスメントでご利用者の可能性を踏まえた支援を行います。
就労定着支援も行っているため、「働く」だけでなく「働き続ける」も支援してくれることがポイントです。
ぜひ今後の参考にしてみてください。
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