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【転職に役立つ】エゴグラムによる性格診断!自己理解の深め方!

サイトス
こんにちは 公認心理師のサイトスです。

転職で重要なことの1つが「自己分析」です。職種・業種や企業などを選ぶためには、自己理解は避けて通れません。

やり方は数多くネットにも出ていますが、一人でやると「短所」に目が向いてなかなか進まないのではないでしょうか?

特に障害を持つ人や、生きづらさを感じている人、ネガティブになりやすい人は客観的な視点があると自己理解は進みやすいですよ。

今回は、答えるだけで自己理解が深まる性格検査の「エゴグラム」について紹介します!

エゴグラム(性格検査)とは

エゴグラムは、交流分析をもとに考案された性格診断テストです。

交流分析とは、精神科医エリック・バーンが作った人間関係やコミュニケーション、行動や思考のクセなどを知って問題解決を図るもの。

その理論を弟子のジョン・M・デュセイが活用して、考案したものがエゴグラムです。日本では、東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発したバージョンが使用されています。

自我を知り、自己理解を深める

エゴグラムは、人と関わる際の行動や思考のくせの傾向を数値化グラフ化して分かりやすく把握する心理検査で、性格テストに分類されます。

交流分析に基づいて、5つの自我状態から自己理解を深めます。

エゴグラムに存在する5つの自我状態

5つの自我状態は誰にでも少しずつ存在しています。その5つそれぞれの強弱から自分自身を知り、コミュニケーションの在り方を見直すのがエゴグラムです。以下のような特徴を数値化します。

エゴグラムに存在する5つの自我状態

・CP(Critical Parent)批判的な親:責任感が強い、厳格、支配的であるなど
・NP(Nurturing Parent)養育的な親:世話好き、思いやりがある、温かいなど
・A(Adult)大人:冷静、現実的、客観的、合理的など
・FC(Free Child)自由な子ども:好奇心旺盛、自由奔放、創造性があるど
・AC(Adapted Child)順応した子ども:遠慮が多い、周囲の評価を気にしやすいなど

日本で受けるなら「東大式エゴグラム!」

日本では東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発した質問紙法の性格検査(TEG)が主流です。2019年に最新版の「TEG3」が登場しました。

対象年齢は16歳以上なので、転職希望の人はほぼ全員対象年齢ですね。所要時間は平均10分。53個の質問に「はい」「どちらでもない」「いいえ」のいずれかで回答します。オンライン化もされたので、以前よりも受けやすくなりました!

受けられる場所は、医療機関が多いですが、カウンセリングルームや民間機関、大学の授業で取り入れている所もあります。性格傾向を図る検査なので、期間をあけて何度も受け、さらなる自己理解を深めている人もいます。

エゴグラムの代表的なグラフ(パターン)

エゴグラムは5つの自我状態の結果が数値化・グラフ化されます。

それぞれの得点の高いものと低いものの長所や短所を把握して活用します。長所と短所を把握しますが、「良い」「悪い」で判断するのではなく、「こういう性格なんだな」と受け止めましょう。ここでは、代表的なグラフの形とその特徴を紹介します。

エゴグラム-棒グラフ

グラフはCP、NP、A、FC、ACが横並びになった棒グラフで表すものが一般的です。

W型:完ぺき主義

 

エゴグラム-W型

CP、A、ACの3つが高い人のタイプです。真面目で几帳面な人が多く、完ぺきにしたい・失敗してはダメだと思いやすい傾向があります。自分にも他人にもやや厳しく、理想と現実の差に落ち込みやすい人もいます。

N型:自己犠牲

 

エゴグラム-N型

NP、ACの2つが高いタイプです。

Aが中間であることも特徴的。とても優しい人が多く、尽くしたい・他者を優先する傾向があります。昔ながらのお母さん・奥さんというイメージが分かりやすいかもしれません。

人間関係に疲れやすいところもあります。

逆N型:自己主張

エゴグラム-逆N型

CPとFCの2つが高いタイプです。N型とは自我状態の高さが逆なので「逆N型」と言われています。自分にも他人にも厳しく、攻撃的・自己主張の強いところがあります。人間関係のトラブルが起きやすい人もいます。

理想的な形は「山型」

エゴグラム-山型

理想的と言われているのは、Aが一番高く、その次にNPとFCが少し高く、CPとACも特別低いわけではない形です。

エゴグラムは、それぞれ20点満点が設定されています。高いほど良いとは言われまずが、全てが高い人はほぼいないと思って大丈夫です。ただし、それぞれの差が大きいほどストレスは感じやすくなります。バランスが取れるようにしていきたいですね。

現在の性格を変えたいなら

個性は活かすものですが、性格は変えることができます。

最も高い自我状態と最も低い自我状態を把握し、それぞれの特性を理解していくことから性格を変える準備は始まります。結果の分析や変えるための方法は、一人だけで考えずに専門家に相談するようにしましょう。

自己理解は、転職活動で自分をPRするときに役に立ちます。「長所がない」と思っている人も客観的な評価を活用して、自己PRに活かしましょう!

エゴグラムまとめ

転職では、自己理解を深めることがとても大切です。障害をお持ちの人の場合、自信を無くしていたり、マイナス思考になりやすかったりすることもあるでしょう。対人トラブルの経験もあるかもしれません。

今の状態で生きづらさを感じているのであれば、自己理解を深めて転職活動とその後の就労に活かしましょう!

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