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境界性パーソナリティ障害の人に向いてる仕事、向いてない仕事は?

境界性パーソナリティー障害 向いてる仕事

パーソナリティ障害の中でも、多くの人が名前だけは知っている「境界性パーソナリティ障害」。

境界性パーソナリティ障害の人が就職・転職する場合、どんな仕事が向いてるのでしょうか。

今回は境界性パーソナリティ障害を持つ人に向いてる仕事と向いていない仕事について解説します。

自分に向いてる仕事を見つけて、なるべく長く働けるようにしたいと考えている人や、境界性パーソナリティ障害を持つ人のご家族やパートナーは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

境界性パーソナリティ障害とは?


パーソナリティ障害の一種である境界性パーソナリティ障害のB群に分類されています。

パーソナリティ障害は3つの群に分かれており、「A群:独特の感性を持つ」「B群:感情的に周囲を巻き込む」「C群:不安や恐怖心が強い」という特徴があります。

パーソナリティ障害のB群


B群には境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害の4つがあり、いずれも他者を何らかの形で巻き込む傾向があります。

しかし、それは「性格が悪い」ということではありません。

パーソナリティ障害は性格の問題ではないですし、きちんと治療することで改善が期待できます。

境界性パーソナリティ障害の特徴


境界性パーソナリティ障害は、ボーダーとも言われており、感情の波が激しく対人関係の不安定さを抱えていることが特徴です。

ネガティブな感情に引っ張られた際に、自信でもコントロールできない衝動的な行動に走りやすく、落ち着きを取り戻したときに激しく後悔する傾向があります。

コミュニケーションを苦手とし、人間関係・対人関係が長続きしないという症状を持っていますが、境界性パーソナリティ障害の人に向いてる仕事はあります。

なるべく症状への影響が少ない職に就きながら治療を続けることで症状の緩和も期待できるでしょう。

境界性パーソナリティ障害に向いてる仕事

境界性パーソナリティー障害 向いてる仕事


向いてる仕事は「自分のペースで進められる」「集団行動の必要性があまりない」という2つの特徴のいずれかが当てはまります。

この項目では、具体的に向いてる仕事をご紹介します。

データ入力


渡された資料を一つのデータに入力する業務がメインの仕事です。

初心者でもマニュアルを見ながら作業が進められますし、在宅ワークの求人も多いといわれています。

webデザイナー


全く人と関わらないわけではないため、その点でいうと人との関わりを欲しやすい境界性パーソナリティ障害の人には向いてるかもしれません。

打ち合わせなど以外は、基本的に一人で作業できますし、データ入力同様に在宅で作業できることもメリットです。

プログラマー


資格を取得する必要はありますが、人と関わることが少ないなかでも比較的高収入で安定して働ける可能性が高くなります。

プログラミング技術やそれらに関する資格は就労移行支援事業所で学べる場合が多いので、福祉制度を活用しましょう。

webライター


ライター業は、インタビュー記事以外は依頼人とのやりとりがメールやチャットなど文字のみの場合が多いです。

在宅でもできるので人間関係のストレスも少ないでしょう。

クラウドソーシングサイトなどでお小遣い稼ぎとして始める人も多いようですよ。

事務や経理


多くの場合は出社することにはなりますが、企業ごとに業務内容が異なる場合もあるため、チームプレイではないところを選ぶなどの工夫はしやすいです。

はじめから正社員ではなくても派遣事務やアルバイト・パートからはじめても良いでしょう。

境界性パーソナリティ障害に向いていない仕事

境界性パーソナリティー障害 向いてない仕事


境界性に向いていない職業には「ノルマがある」「営業や販売など商品をセールスする」「チームプレイの業務が多い」という特徴があります。

境界性パーソナリティ障害は、感情の波が激しく、不安定なところがあるため、注目してほしくてオーバーに話したり、考え方や気持ちが移り気になりやすいところがあります。

また、境界性パーソナリティ障害の人は「見捨てられ不安」が強く、求められていること以上の成果を出そうと頑張りすぎてしまうことや、自分で仕事量や体調の管理ができにくい人が多いです。

頑張ることは良いことですが、ノルマのある仕事や人と一定の距離を保ちながら上手くコミュニケーションを取らなければならない仕事は「向いていない仕事」と考えられます。

自分に合った仕事を効率よく探す方法


今回は境界性パーソナリティ障害の人に向いてる仕事と向いていない仕事を紹介しました。

境界性パーソナリティ障害はきちんと治療をすれば治る見込みのある障害です。

合う仕事に就いて治療を続けながら、症状にも困らない生活を目指しましょう。

障害者向け転職エージェント

就職に向けて準備が整っており、すぐに仕事に就ける状態であるならば転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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就労移行支援サービス

就職に向けて、障害の理解や自己理解を深めたり、新たなスキルを身につけるなど、就労のためのトレーニングから始めたい方には就労移行支援サービスをおすすめします。

就労移行支援3つのタイプ

就労移行支援事業所は大きく分けて3つのタイプがあります。

就労移行支援 3タイプ

一般型の事業所の特徴

・多岐にわたったプログラムが用意され、就労に必要な様々なスキルを高めることができる。

・自己理解やセルフマネジメントなど就労に必要なセルフコントロールなどを身につける様々なプログラムが用意されていることが多い。

専門スキル特化型の事業所の特徴

・IT関係のスキル特化型が多い。

・専門的なスキルを身につけるためのプログラムが用意されている。

・資格取得のためのノウハウがある。

障害種別特化型の特徴

・障害の種類に特化したプログラムが用意されている。

・同じ障害を持つ利用者と安心して訓練を受けることができる。

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自分の目的に合った事業所を選ぶことが重要です。まずは気軽に事業所の見学から始めてみましょう。

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