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就労移行支援 リタリコとウェルビーを徹底比較 !あなたに合うのはどっち?

リタリコワークス ウェルビー 比較

就労移行支援は原則として一生に2年間しか使えない就労支援サービスです。事業所選びに失敗はしたくないですよね?

けれど就労移行支援事業所は全国に3000以上あるんです・・・。

その中から自分に合った事業所をどうやって選べばよいのでしょうか?

  • 大手なら安心?
  • 小規模なら手厚い?
  • 障害特化型の方が通いやすい?
  • スキル特化型の方が就職につながる?

ネット上にはたくさんの情報があって実際に自分に合う事業所はどこなのかわからなくなる人も多いでしょう。

今回は全国に事業所の数も多く、通所候補の選択肢にしやすい就労移行支援事業所の大手2社「リタリコワークス」と「ウェルビー」を比較しながら、どちらがあなたに合った事業所か検証していきたいと思います。

この記事を書いた人

精神保健福祉士・社会福祉士のメントスです。

これまでに障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)と就労移行支援事業所の2つの就労支援機関で障害のある方の就労支援を行ってきました。

リタリコワークスとウェルビー 信頼度は?

リタリコ(2016年 東京証券取引所マザーズ市場 2017年 東京証券取引所第一部 2022年 プライム市場)

ウェルビー(2017年 東京証券取引所マザーズ市場  2022年 プライム市場へ移行)

リタリコワークスを運営しているLITALICOとウェルビーを運営しているウェルビー株式会社は上場企業です。

どちらも全国展開をし知名度もあり、信頼度も高いと言えます。

ただし、どんなに大手で信頼できる事業所でも自分の目的に合わなければ、「ひどい、辞めたい、最悪」という口コミにつながりかねません。

しっかりと自分との相性を確かめていきましょう!

就労移行支援事業所 運営歴は?

リタリコワークスの運営歴

LITALICOワークスを運営しているLITALICOは2005年12月宮城県仙台市にて創業。

2008年3月 就労移行支援事業「ウイングル」開設(現LITALICOワークス)

2022年現在、14年の運営歴になります。

ウェルビーの運営歴

ウェルビーを運営しているウェルビー株式会社は2011年12月に東京都港区にて創業。

2012年4月 就労移行支援事業 「ウェルビー」開設

2022年現在、10年の運営歴になります。

リタリコワークス、ウェルビーの事業所数は?

就労移行支援事業所全体的に見ると、2018年には全国に3500を超える事業所が開設されていましたが、現在その数は少し落ち着いてきています。

全事業所の約3割は就労実績が0(ゼロ)であることも問題視され、実績のない事業所は淘汰されていきました。

反対に、リタリコワークス、ウェルビー等の実績のある大手事業所は、2022年12月現在、どちらも全国に100カ所以上の事業所があり、毎年各地に新しい事業所が開設されています。

リタリコ ウェルビー 事業所数

事業所のあるエリアは?

次に事業所のあるエリアを比較してみました。

事業所の数はLITALICOワークスの方が多いのですが、事業所が開設されているエリアはウェルビーの方が広いです。

リタリコは政令都市を中心に同じエリアに複数の事業所を運営しています。

リタリコ ウェルビー 事業所エリア

就労実績は?

過去5年間の就労実績と、事業所数をわかりやすくグラフにまとめてみました。

どちらも右肩上がりに実績が伸びていることがわかります。

全国にある就労移行支援事業所の約3割が就労実績ゼロであることを考えると、この実績は大手ならではのノウハウに基づいたプログラムや支援力が備わっている証です。

大手の事業所は企業に多くの実習先をもっていたり、企業が事業所を訪ねてくれるなど、企業側とにつながる機会もあるので、ハローワークしか求人先とのつながりがない事業所に比べて就労につながりやすいといえるでしょう。

リタリコワークス 実績

リタリコ 就労実績
リタリコ就労実績

LITALICOワークス問い合わせ

ウェルビー 就労実績

ウェルビー 就労実績
ウェルビー就労実績

ウェルビー資料請求

定着率で比較

就労移行支援の実績として就労率以上に重要なのが定着率です。

就労移行支援のゴールは就職することではなく、継続した就労をすることです。

2017年にまとめられた障害者の就業状況等に関する調査研究によれば障害種別の職場定着率は以下のようになっています。

 3ヵ月後12か月後
発達障害者85.3%71.5%
知的障害者84.7%68.0%
身体障害者77.8%60.8%
精神障害者69.9%49.3%

精神障害者の方は1年後定着率が50%を切っているのがわかりますね。

せっかく就職しても継続して働くのは難しいのか・・と不安になるかもしれませんが安心してください。

LITALICOワークスやウェルビーを利用して就職した方の半年後定着率は90%を超えています。(2022年データ)

この定着率は全国にある就労移行支援事業所の中でトップクラスの数字です!

リタリコ ウェルビー 定着率

リタリコワークス、ウェルビーの大手2社がこれだけ定着率が高いのには理由があります。

継続した就労に必要なスキル

  • 継続して働くための生活リズム・体調管理ができるスキル
  • 障害の特性への自己理解、セルフマネジメントのスキル
  • 企業で働くために必要なコミュニケーションスキル
  • 企業インターンによる現場体験・適性理解

リタリコワークス、ウェルビーには就労の継続に必要なスキルが身につくプログラムがあるのです。

次に、それぞれの自慢のプログラムについて見ていきましょう!

ここがウリ!自慢のプログラム

LITALICOワークスのプログラム

200以上のオリジナルのプログラム

LITLICOワークスの強みはなんといってもひとり一人に合わせた個別支援です。

丁寧にヒアリングを行い、最適な支援方法を一緒に考えていきます。

LITLICOワークスにはオリジナルテキストを使用したプログラムが200以上もあるため、個々の希望やスキルに合わせたサポートを行うことが可能となっています。

リタリコワークス テキスト

豊富なインターン先で自己発見!

さらに、自分に合った仕事や職場環境を発見するために重要な企業インターン先がなんと全国に4500カ所以上!

歴史ある実績と全国展開の強みによって企業との深い信頼関係を築いてきたからこそ、インターンに協力いただける企業がこれだけ多いんですね。

LITALICOワークス問い合わせ

ウェルビーのプログラム

オフィスワークシミュレーション!

ウェルビーカリキュラム
  • 土台となる力・・・ビジネスマナーやコミュニケーションスキル
  • 仕事のスキル・・・軽作業やパソコンスキル
  • 企業で生きる力・・・オフィスワークシミュレーション(実務を想定した仕事のリハーサル)

就労移行支援を利用してビジネスマナーや仕事に役立つスキルをせっかく身につけたのに、実際の業務の中でうまく活かすことが難しいという方も多いです。もったいないですね。

そんな問題を解決するためにウェルビーでは、実際に職場で求められるスキルをロールプレイ形式で実践的に練習するオフィスワークシミュレーションを行っています。

オリジナル就活集中コース

ウェルビーには【短期就活・長期就労】に重点を置いた就活集中コーがあり、早期就労を目指す特化した支援を行っています。

(※利用から就職まで約半年程度を想定)

下記のような就労に向けた準備が整っている方が対象となりますので、詳しくは問い合わせが必要です。

  • 早期の就労を目指している18歳以上65歳未満の障害のある方
  • 1年以上の就労経験があり、退職後1年以内の方
  • 通常の就労移行支援の訓練が不要ですぐにでも就職活動ができる方
  • 決められたスケジュール通り通える方(心身の状態が早期就労に適している)

ウェルビー資料請求

昼食のサービスはある?

週に5日通うようになると、昼食費もかさみます。

就労移行支援サービスを利用中はアルバイト等でも収入を得ることはできませんので、できれば出費をおさたいところです。

ウェルビーでは、希望者の方にヘルシーで栄養バランスのとれたお弁当を提供しています。

生活のリズムを整えるためにもしっかりとした食事をとる事が大切ですよ。

自分に合うのはどっち?

ここまでお読みになった方であれば、LITALICOワークスとウェルビーは大手事業所ならではの実績やしっかりとしたプログラムがあり、どちらもおすすめの事業所であることがわかっていただけたのではないでしょうか。

では、実際にどちらが自分に合っているか、選ぶポイントをお伝えしたいと思います。

事業所の場所

就労移行支援事業所選びは、まずは事業所が通いやすい範囲にあることが大前提です。

就職先が必ずしも通い場所にあるわけではないので、「少しくらい遠い事業所でも良いだろう。」という方もいますが、しばらく就労していなかった方や療養後すぐのタイミングの場合、思っている以上に通所に体力が奪われますので注意が必要です。

あなたにとって LITALICOワークス、ウェルビー どちらが通いやすい場所にありますか?

できるだけ自分のペースを大事にしたい

LITALICOワークス、ウェルビーのどちらも一人ひとりの希望に沿った個別支援計画を立てサポートを行います。

ですが、LITLICOワークス200以上のプログラムの中から必要なものを選ぶことができますので、より個々の希望に沿ったサポートを受けられるのではないでしょうか。

早期の就労を目指したい

ウェルビーでは独自の就活集中コースを設定しています。

就労経験の有無や病状の安定など、利用条件がありますがなるべく早い就労を目指したい方は、まずはウェルビーに資料請求をすると良いでしょう。

企業インターンで自己発見したい

自分がどんな仕事に向いているのかわからない、経験したことのない業界を体験してみたい、実際の業務を体験して自信をつけたいなど、企業インターンの活用を重視している方にはインターン先が4500以上もあるLITALICOワークスがおすすめです。

通所の経済的負担を減らしたい

就労移行支援サービスの自己負担月額は、前年の世帯収入により以下のような区分で決められ、9割程度の方が無料で利用されています。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯(注1)0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。
9,300円
一般2上記以外37,200円

※注1:3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります
※注2:収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります。
※注3:入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります

就労移行支援サービスの利用に料金がかからなかったとしても、事業所に通うための交通費や昼食代は別途必要になります。

LITALICOワークス、ウェルビーともに交通費の補助は行っていません。(お住いの自治体によって交通費の補助がある場合もありますので、確認しましょう。)

ですが、ウェルビーではヘルシーで栄養バランスのとれたお弁当のサービスがあるので、昼食代がおさえられます。

経済的な負担を少しでも軽くした場合はウェルビーをおすすめします。週5日バランスの取れた昼食をとることで、出費をおさえるだけでなく健康面の配慮にもつながりますね。

事務所の雰囲気を知りたい

最後は事務所の雰囲気が自分に合っているかです。

実はコレとっても大事!毎日通所するところですからね。

就労移行支援は大きくわけると3つのタイプに分けることができます。

就労移行支援3つのタイプ

LITALICOワークス、ウェルビー、どちらも一般型の事業所に当てはまり、様々な障害種別の方、年齢、性別の方が通所され、事務所の中でグループワークを行っている人がいたり、個別のワークに取り組んでいる人がいる等、事務所の雰囲気としてはよく似ていると思います。

ただし、同じ会社の事業所であっても、運営しているスタッフによる雰囲気の差はあると思いますので、ぜひ見学に行くことをおすすめします。

ここまで書いてきたそれぞれの事業所の特長を理解した上で見学すると、説明もわかりやすく質問などもしやすいと思いますよ。

実際に事業所の見学に行くときは家族や信頼できる友人についてきてもらうことをオススメします。

自分一人では緊張してスタッフの説明を聞きもらしてしまったり、両方の事業所を見学してから決めようと思っていたのになんとなく断り切れなくて利用を決めてしまったなんてことも良く聞く話です。

原則として、一生に2年しか利用できない就労移行支援サービスですので自分に合った納得のいく事業所を選んで下さいね。

就労移行支援とは?

一般就労を希望する障害のある方へ、就労に必要なスキルを身につけるためのプログラムを提供し、就職活動、職場への定着支援を行う福祉サービスになります。

障害者手帳を持っていない方でも、医師の診断や定期的な通院を行っていれば、利用可能な場合があります。

事業所によっても違いがありますが、週1回から通えるところも多いです。生活リズムを整えながら無理のない範囲で通い始め、様子を見ながら就労にむけた準備を整えていきましょう。 専門的なスキルの取得を目指す場合などは、ある程度の通所回数が決められている場合もあるので確認しましょう。

利用料金は世帯所得(本人と配偶者)に応じて、「負担上限月額区分」が決められています。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯(注1)0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。9,300円
一般2上記以外37,200円

現在の状況やご希望によって様々ですが、早い方で半年ほど、じっくりと時間をかけてトレーニングしたい方やスキルの習得を目指す方は1年半~2年通われています。 すでに就職の準備が整っており、早期の就職を考えている方は転職エージェントをお勧めします。障害者向け 就職・転職エージェントおすすめ6選

原則として2年間です。 就労移行支援を1年間利用して就職後、離職。再び移行支援を利用する場合は残りの1年を利用できます。 場合によっては1年の延長が許可されることもあるので、まずは相談することが大事ですね。

障害の特性として通勤がハードル高く感じる方もいるでしょう。在宅訓練可能な事業所も増えてきています。 事業所に確認することをおすすめします。

原則的には就労移行支援は働くために必要なトレーニングやサポートを受ける場ですので、すでに仕事をされている在職中(休職中)の方は利用できません。 ただし、自治体や事業所が支援が必要と認めてくれれば利用が可能です。例外の対応ですのでハードルは高いと言えます。 在職中の方で転職を考えている方は障害者向けの転職エージェントの利用も検討しましょう。 就職・転職エージェントおすすめ6選

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