就活ノウハウ

完全版!障害者が就職に結びつく履歴書の書き方 押さえるべき3つのこと

メントス
こんにちは 精神保健福祉士・社会福祉士のメントスです。

これまで二つの就労支援機関で障害をもつ方の就労をサポートしてきました。

今回は就活の第一関門である書類選考に重要な履歴書の書き方について詳しく説明したいと思います。

「履歴書に病名は書いた方がいいの?」「どうやって書けばいいんだろう」

障害者の就職活動の中で、難関の一つが履歴書。正社員などの場合、事前に送るため、文字だけで伝えなくてはなりません。いくら人柄が良くても、障害者に限らず文章の書き方や内容で面接までいけない場合もあります。

仕事に役立つスキルをいくらもっていても、書類選考に通らなければそれを活かすこともできませんよね。

今回は、障害者の就職に結びつく履歴書の書き方を解説!診断名などを書く必要性や、書き方で押さえるべき3つのポイントを紹介します。

 

障害者の履歴書の書き方は違うの?

障害者の場合は障害を開示するかで大きく異なります。障害者枠であれば、障害名は伝えなくてはいけませんが、一般枠の場合は個人の自由です。

もし、障害を履歴書で伝える場合はコンビニなどで売っている用紙よりも、障害名の欄がある履歴書を用意することで書きやすくなります。

障害者用の履歴書は、就労支援機関や転職エージェントのサイトでフォーマットをダウンロードすることができます。

一般的な用紙を使いたい場合は、「本人希望欄」に障害の詳細を書くようにしましょう。

なかにはA4で別紙を用意している人もいます。

 

障害者の就職は病名の開示が必要?

障害者枠でなければ必須ではありません。しかし、オープンにすること(オープン就労)にはメリットがあります。開示することで継続率が高まり、長く働きやすくなるのです。

ここでは、オープン就労のメリットと注意点を解説します。

オープン就労の就職後の継続率は高い!

2017年の障害者職業総合センターの調査結果によると、障害者の就職1年後の継続率は一般企業に就職した場合は58.4%でした。

一方で、就労継続支援A型求人や障害者枠の就労継続率は約70%です。一般企業で「障害者」と伝えた人の継続率は約50%、一般企業に就職し障害者と「伝えていない人」の継続率は30.8%でした。

 

障害があることを伝えることは、継続率を高めることに結びつきます。

 

企業側も配慮や準備がしやすい

障害があることを伝えるのは、勇気のいることでしょう。特に精神障害や発達障害の場合は、目には見えにくく伝えることが難しいですよね。

 

しかし、伝えることで企業は業務内容や環境の配慮をすることができます。配慮をしてもらうことは迷惑をかけることではありません。

事前に伝えておくことで企業側も配慮や心構えが出来るのです。互いの為にも、勇気を出して伝えてみましょう。

 

伝える=絶対に理解してもらえるとは限らない!?

 

残念なことではありますが、障害を伝えたとしても必ずしも理解や配慮をしてもらえない場合もあります。しかしそれは、あなたが悪いのではありません。自分を責めることなく、主治医や就労移行機関、転職エージェントなどに相談してみましょう。

 

障害者が履歴書で押さえるべき3つのポイント

障害があることをオープンにするときは書き方のポイントがあります。今回は絶対に押さえて欲しい3つをピックアップしました。

 

症状と自己管理能力の記載

障害名を書くことはもちろんですが、どんな状況でどのような症状が出やすいか、対処法も含め自己管理能力をアピールする文を書きましょう。

記入例

「一度に多くのことを頼まれると、優先順位が分からなくなり焦ってミスが出ることがあります。また、そのミスにひどく落ち込むことが過去にありました。一つ一つ確認をしてメモをしたり、優先順位が明らかな状態だと落ち着いて行動しやすいです。」

 

通院状況と支援機関の記載

現在の通院頻度と通院先の記載は必須です。

そのほかでカウンセリングや就労移行支援などの機関があれば書きましょう。上司と関係機関が連携しサポートするケースもあります。

必要な配慮と前向きな姿勢の記載

一般企業は配慮の仕方が分からないことが多いです。どんな配慮が必要か具体的に書くこと、そして働くことへの意欲を伝えましょう。

 

記入例

「新しい業務が増えたときや、季節の変わり目を含む環境の変化に、倦怠感や不安を感じやすい傾向があります。慣れるまでに数日~数か月かかる場合もありますが、その際には10分程度の小休憩や相談の機会をいただけると幸いです。」

ほかには苦手なことを正直に伝えつつ、出来ることを伝えることも相手にとって親切です。

自己PRはどうする?思いつかないときの書き方

自己PRが苦手な人や、治療をしていて就労していない期間がある人、社会人経験や書ける資格がない人もいますよね。

どの場合でも「自分の言葉」で書きましょう。例文の丸写しは、相手にバレてしまいます。面接で答えられるように自分の言葉に置き換えましょう。

 

空白の期間がある場合は、治療中や就労移行に通っていたことを書くことがオススメです。社会人経験や資格のない人は、これから挑戦したいことやアルバイト・部活の経験などを書きましょう。

誰かと比べる必要はなく、自分の経験を大切にしましょうね。

 

障害者の履歴書で大事なことも「自己分析」

無理なく長期的に働くためにも、自分の症状や工夫できる点、苦手なことや好きなこと、挑戦したいことを履歴書を書く前にたくさん書き出してみましょう。

障害者用のフォーマットは、就労移行支援や転職エージェントサイトでダウンロードが出来ます。また、履歴書や職務経歴書の添削をお願いできる場合もあるので、一人で悩まずに一度相談してみることがおすすめです!

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