- ストレングスファインダーで自分の強みがわかるって本当?
- 興味はあるけど・・・ちょっと高いな。
- もっとお手軽に受けられるのもあるのかな?
隠れた才能や自分の強みを発見できるストレングスファインダー。
自分に何ができるか分からない人は、ストレングスファインダーを受けてみたいと思うでしょう。
とはいえ、ストレングスファインダーを受けるには、6,000円近いアプリを買わなくてはいけません。
できれば、無料かもう少し安い費用で自分の適性を知りたいと思いませんか?
この記事では、ストレングスファインダーと同じようなテストを無料で受ける裏技を解説。
さらに、自分の適性を正しく知る方法も教えます。
障害者だからといって、「強みがない」人はいません。自分の強みを知れば、障害があっても前を向けるようになります。
これを読めば、自分の強みを見つけるコツが分かるはずです。
ストレングスファインダーは無料で受けられない
自分の性格を34の項目に分類して、客観的に見られるストレングスファインダー。
考え方のクセが見える化されるので、コミュニケーションに悩む人は解決のヒントが見つかるでしょう。
ストレングスファインダーの診断は、無料では受けられません。
- 5項目の簡易診断=2,340円
- 詳しい診断が受けられる正規版=5,850円
のアプリを買う必要があります。
ストレングスファインダーを受けるメリット
ストレングスファインダーを受けるメリットは、人間関係のつまずきを減らせること。
コミュニケーションが苦手な人は、物事の捉え方に歪みがあると言われます。
ストレングスファインダーを受けると考え方のクセがわかるので、コミュニケーションで気をつける点も見えるはず。
コミュニケーションが苦手で転職を繰り返しているなら、ストレングスファインダーを受ける価値はありそうです。
ストレングスファインダーのデメリット
詳しい診断を受けるのに、6,000円近いアプリを買わされるストレングスファインダー。
ただ、適性を見極めるには、性格診断だけでなく知能の偏りも調べる必要があります。
ストレングスファインダーに6,000円近いお金を払っても、知能の偏りは分かりません。
料金の割に医学的な根拠はないのが、ストレングスファインダーのデメリットです。
参考URL
クンスリフトトレングスオンライン才能テスト | JA – ギャラップ
ストレングスファインダーを受けられないと自分の強みは分からない?
ストレングスファインダーを受けられなくても、仕事の向き・不向きを知る方法はあります。
など、転職エージェントや就労移行支援の担当者に相談する手があるんです。
登録すれば、簡易版のテストを無料で受けられる転職エージェントもあります。
また、障害による苦手への対処を知りたい人は、障害者雇用に特化したエージェントや就労移行支援がおススメ。
障害に理解がある担当者が、あなたの障害や適性に合わせた転職プランを提案してくれます。
簡易版のテストを無料で受けられるエージェント
ストレングスファインダーを無料で受ける裏技は、簡易版テストを受けられる転職エージェントの会員登録。
などの転職エージェントでは、ストレングスファインダーに近い診断を無料で受けられます。
これらのテストでも適性はある程度分かりますが、自分を客観的に判断するのは案外むずかしいもの。
転職エージェントに登録して、担当者の視点から適性を見てもらう方が正しい判断ができるはずです。
障害者雇用に強いエージェントを利用
障害があっても働きたい人は、障害者雇用も視野に入れてみましょう。
ストレングスファインダーを無料で受けられませんが、担当者に困りごとを相談できます。
障害を理解されず悩んでいるなら、障害者雇用に特化したエージェントの方がストレスは少ないはずです。
就労移行支援を利用
ストレングスファインダーより安く、適性を知るには就労移行支援に通う方法もあります。
次の項目が当てはまる人は、就労移行支援に通って社会人の土台作りが先決。
- 就職しても長続きしない
- 自分に何ができるか分からない
- 就職に不安がある
安定して働くための訓練を受けると、転職を繰り返す悪循環を断ち切れます。
就労移行支援の訓練を通じて、自分の強みを見つける人も少なくありません。
無料で受けられるストレングスファインダーの類似アプリ
転職エージェントに登録すれば、無料でストレングスファインダーのような適職診断が受けられます。
ただ、転職エージェントの営業がわずらわしい人は、簡易版の無料アプリを使うのも手。
今すぐ転職を考えていない人は、無料アプリの方が気軽にテストを受けられるはずです。
ストレングスファインダーとよく似た無料アプリ
ストレングスファインダーの簡易版に近い無料アプリは
- 16TEST
- mgram
などが代表的。
実際に上の2種類のテストを受けてみましたが、診断結果はほぼ同じでした。
また、mgramでは「HSP傾向」や「ADHD傾向」を測るテストも受けられます。
無料アプリのテストを受けても、物事の捉え方や考え方のクセは大体読み取れます。
無料アプリとストレングスファインダーの違い
ストレングスファインダーのテストを受けると、36項目の性格特性が分かります。
類似の無料アプリのテストで分かるのは10項目前後です。
無料アプリ1項目の診断を4項目程度に細かく分類したものが、ストレングスファインダーの診断結果。
有料のストレングスファインダーの方が、より詳しい診断結果が分かります。
ストレングスファインダーを受けても適性診断にはならない
考え方が似ていても、知能の偏りが違えば向いている仕事は違います。
ストレングスファインダー・無料アプリのどちらを受けても知能の偏りは分かりません。
自分の強みを正しく知るには、知能の偏りも調べる必要があります。
無料アプリとともに知能検査を受けるのがおススメ
知能の偏りを正しく知るには、WAISⅢという知能検査を受けましょう。
医学的な根拠がある検査なので、ストレングスファインダーより信頼性は高め。
無料の性格診断と合わせてWAISⅢを受ければ、かなり正確な診断になるはずです。
検査を受けると何が分かる?
WAISⅢは、ストレングスファインダーのような性格診断ではありません。
検査を受けて分かるのは、大きく分けて2種類の知能の高さと偏りです。
- 言語性IQ=知識や言葉の理解、計算などの能力
- 動作性IQ=反応の速さや動作の機敏さ、処理の正確さを司る
知能の偏りは、持って生まれた「変えられない能力」。
向き・不向きを知るための重要な手がかりでもあります。
適性を正しく知るには、性格診断と知能検査の両方を受けるのが正解です。
WAISⅢはどこで受けられる?
WAISⅢを受けられるのは、発達検査を実施する精神科などの医療機関
「発達障害」が広く知られるようになって、検査を取り入れる病院が増えています。
「WAISⅢ+お住まいの地域」の検索ワードで調べてみると、検査を受けられる病院が見つかります。
発達障害の疑いがある人は、発達障害者支援センターに相談するのもおススメです。
発達障害者支援センターのHPから最寄りの相談先を探せますよ。
無料で受けられる?知能検査にかかる費用
WAISⅢの費用は、だいたい10,000円~20000円弱が相場ですが、保険が使える病院もあるようです。
また、障害者手帳を持っている人は、自立支援医療の補助を受けられる場合もあります。
その場合は
- 保険が使える⇒3割負担
- 自立支援医療が使える⇒1割負担(自治体によっては無料)
で知能検査を受けられます。
自費扱いになると高額ですが、保険や補助を受けられれば、ストレングスファインダーより費用はずっと安いはずです。
まとめ
ストレングスファインダーを受けると、自分の考え方のクセが分かります。
自分の考え方や価値観の特徴を36項目に分類して、詳しい性格診断を受けられるのは有料のストレングスファインダーだけです。
ストレングスファインダーの簡易検査を無料で受ける方法は、大きく分けて3つ。
転職エージェントの登録か就労移行支援の利用、または無料の簡易アプリを使う方法が考えられます。
ただ、ストレングスファインダーのような性格診断だけでは、正確な適性は分かりません。
自分の強みを正しく知るには、性格診断とあわせてWAISⅢの知能検査も受けるのがおススメ。
WAISⅢは自費で受けると高額ですが、保険か自立支援医療の補助が使えるとストレングスファインダーより安く診断を受けられます。
無料アプリの性格テストにWAISⅢの知能検査をプラスすれば、かなり正確な診断結果になるはずです。
転職エージェントや就労移行支援など、担当者のサポートを利用するのも自分の適性を見極める早道でしょう。
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