役立ちコラム

精神障害をもつ人が負担なく就労を継続するために大切な3つのこと

ピアトス
こんにちは ピアトスです。

うつ病と発達障害の診断で障害者手帳を取得しています。

これまで4回の転職をしています。

「仕事が続かない」「これで辞めるの何回目だろう」と思ったことはありますか?

このようなお悩みを抱える障害をお持ちの方は少なくありません。

障害者の就労が継続しない理由は、やる気やスキル不足とは言えないでしょう。

例えば、仕事内容が自分の特性とあっていない…なども継続しにくい理由の一つです。

 

この記事では、障害者職業総合センターの調査結果(2017年)で、就労継続率が49.3%と最も低い精神障害者の就労が「継続するために大切な3つのこと」を詳しく説明します。

 

精神障害をお持ちの方で、仕事が続かないもしくは、辞めるか悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

精神障害者は就労の継続が課題

障害者職業総合センターの調査結果(2017年)によると、一般企業に就職した障害者のうち、3か月後の継続率は76.5%、1年後の継続率は58.4%であることが分かりました。

障害別 定着率

しかし、継続しないのはあなただけではありません。約半分の人が1年後には辞めていることがこのデータからわかります。

継続率を就職状況別にみると、就労継続支援A型求人や障害者枠の就労継続率は67~70%、一般企業でも「障害者」と伝えた人の継続率は約50%、一般企業に就職し障害者と伝えていない人の継続率は30.8%であることが分かりました。

 

ピアトス
継続出来ないと悩む人のなかには、障害者であることを伝えられずに苦しい思いをして辞めている方もいるんですね。

 

なぜ精神障害者は就労しても継続しにくいのか?

精神障害をもつ方の就労が継続しにくい原因を説明します。

体力不足・疲れやすさ

就労前後の生活を思い出してみましょう。

就労前から朝7時に起きて9時から18時まで何かしらの行動をしていましたか?

そうではない人ばかりですよね。例え短時間であっても、いきなり仕事が始まれば誰でも疲れます。そこで自分を追い込むことでさらに疲れやすくなり、仕事に行くことが辛くなる人もいるのです。

人間関係

精神障害の代表的な疾患名には、うつ病や双極性障害、パニック障害、不安障害、統合失調症などがあります。

精神障害はストレスなどにより発症しやすいもの。

「注意されないように」「迷惑をかけてはいけない」「上手くコミュニケーションがとれない」など人間関係で強い不安や焦りを感じることで体も心もいっぱいになりやすいことも継続しにくい原因の一つです。

仕事内容

就職・転職活動をするとき、「早く決めなくちゃ」と焦って決めてはいませんか?

この場合、実は業務内容が苦手なことばかりだったということが起きやすくなります。

例えば、人と話すことが苦手なのに飲食店やサービス業に就く、数字や計算が苦手なのに発注などの仕事に就くなどです。

 

その他

一般企業に就職し「障害がある」と言わなかった場合や、相談相手がいない、ストレスマネジメントが苦手という人も就労が継続しにくいでしょう。

 

先述した通り、障害者の中で継続率が高いのは「支援A型求人」「障害者枠」「障害と伝えている」人たちです。

 

ピアトス
精神障害は、見た目では分からないので理解してもらいにくいかもしれません。しかし、開示することで相談しやすくなる、配慮してもらえる可能性も広がります。

 

精神障害者が就労を継続するために大切な3つのこと

できることと苦手なことの把握

ピアトス
精神障害者には「できません」と言えずに一人で抱え込みやすい傾向がうかがえます。

断ったら迷惑をかける、評価を下げられるとネガティブに考えるからです。しかし、自分が出来ることや苦手なことを把握することで、新しい対処法が生れます。

例えば、「苦手」と伝えることで配慮してもらえることや、得意を伸ばして苦手を補えることもあるからです。

健康管理をする

働き始めると疎かになりやすいのが、「睡眠」「食事」です。

睡眠と食事は心と体に大きな影響を与えます。どちらも不足していると、疲れやすくなることや集中力の低下に繋がりますよね。

自分に合う睡眠時間の確保や質を高めることが必要です。例えば、睡眠アプリで計測してみてもいいでしょう。食事はバランスよく摂れた方が良いですが、食事を抜く癖があり疲れやすい人はなるべく3食摂るところから意識しましょう。

ストレス対処(ストレスマネジメント)

ストレスマネジメントとは、心や身体のストレスと上手く付き合うことです。ストレス状態になった時の対処法(コーピング)や、ストレス状態になりやすい場面での考え方の修正を行います。

今日から始めやすいのは「コーピング」の方でしょう。

コーピングは例えば、アロマの香りを嗅ぐ、お風呂に入る、カラオケにいくなど、ストレスがかかったときに軽減する方法のことです。コーピングリストといって、複数のコーピングがあると状態に合わせて対処しやすくなります。

 

就労を考えている障害をお持ちの方へ

これから就労する人も、今の職場を辞めるか考えている人も、今後就職先を探すときは以下の4つを確認してみましょう。

 

・焦って決めていないか

・苦手な業務内容ばかりではないか

・勤務時間や日数は無理していないか

・相談できる人はいるか

 

一人で抱えないことが一番の対処法

就労前も就労後も、一人だとネガティブな方向に思考が向かっていくのは当然です。

特に、精神障害をお持ちの方は抱え込みやすさや、ストレスへの気付きにくさがあると言われています。

就労を継続出来ている人の多くは、医療機関やカウンセラーなどの相談先がある、もしくは就労移行支援転職エージェントなどの就労機関を利用しています。

ピアトス
就労機関をまだ利用したことがない人や、かつて利用していた人はぜひ一度利用してみましょう。
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