【大人の発達障害】向いている仕事・合わない仕事があるって本当?

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大人の発達障害 合わない仕事
  • もしかして自分って発達障害なのかな・・
  • 思うように仕事ができなくて凹んでばかり・・
  • 自分に合った仕事が見つけられるかな?

発達障害かもしれない、もしくは発達障害と診断された人で「転職しようかな」「向いている仕事ってあるの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は、大人の発達障害をもつ人が向いている仕事や、合わない仕事、職探しの注意点などを紹介します!今の職場に居続けるか悩んでいる人、これから就職・転職する人はぜひ参考にしてくださいね。

この記事を書いた人

精神保健福祉士社会福祉士のメントスです。

これまでに、なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)と就労移行支援事業所で障害のある方の就労をサポートしてきました。

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大人の発達障害とは?

正式には子どもも大人も同じ「発達障害」です。

発達障害は小さい頃から何かしらの悩みや苦手意識を抱えていることが診断基準ですが、大人になってから気が付いた場合に「大人の発達障害」と呼ばれることが多いです。

大人になって気付く理由は、症状が軽かったためなどと言われています。また社会人になって周りとのずれに違和感を感じ、気づいたという場合もあるようです。

発達障害は脳の機能が原因の障害なので、決して子育ての影響が原因で起こるものではありません。

発達障害は、大きく分けて3種類の病名があります。自閉症スペクトラム障害(以下ASD)注意欠如・多動性障害(以下ADHD)学習障害(以下LDの3つです。今回は、この3つの発達障害の大人が向いている・合わない仕事を解説します。

発達障害の人が向いている仕事

発達障害は種類によって「向いている仕事」は異なりますが、共通していることもあります。

それは「ニュアンスを読み取らなくて良い環境」です。発達障害の人は、「適当に」という曖昧な指示が苦手なので、的確な指示があれば長所を発揮しやすいでしょう。

ASDの人に向いている仕事

ASDの人は、対人コミュニケーションや場の空気を読むことが苦手で、こだわりの強い特徴を持つ人が多いです。一方で、指示通りにきちんと業務をこなすことが得意。そんなASDに向いている仕事は、「マニュアルがきっちりとしたコツコツ系」です。

ASDに向いている仕事の例

・エンジニア、プログラマー

・校正や校閲

・事務職や経理

・ライン作業

これらはASDの特性上、合っている仕事だと言われています。

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ADHDの人に向いている仕事

ADHDの人は、ケアレスミスが多く、じっくりと考えることや集中することが苦手です。一方で、発想の豊かさや行動力があります。そんなADHDに向いている仕事は「日々変化のあること」。

ADHDに向いている仕事

・デザイナー

・クリエイター

・アーティスト(俳優や歌手、漫画家)

興味関心の持てる事柄は集中力が持続します。また、コミュニケーションを好む人も多いです。コミュニケーションが苦ではないなら、営業や販売も向いていますよ。

LDの人に向いている仕事

LDの人は、一人ひとりの特徴が違います。例えば、文字を読むことが苦手な読字障害、計算や推論が苦手な算数障害などです。これらは知的障害などの影響ではないことが条件になります。

LDの人に向いている仕事

モノづくり

図・絵などで理解が出来る仕事

役者やアーティスト

サイトス
有名な話だと、LDと公表したトム・クルーズ氏は台本が読めないので、マネージャーに音読してもらい覚えたそうです。

大人の発達障害を持つ人が合わない仕事

発達障害の人たちは社会で苦労したり「向いていないのかも」と悩むことが多いです。この項目では、合わない仕事を紹介しますので、参考にしてみてください!

大人のASDに合わない仕事

コミュニケーション能力や臨機応変な対応が必要な仕事は合わないでしょう。

営業や販売、接客業は苦手な人が多いです。また、曖昧な指示や自由度の高い仕事も合わない可能性があります。

大人のADHDに合わない仕事

コツコツ地道に作業をすることや、全く興味の持てないことをする仕事は合わないでしょう。また、ルーティンワークやルールがきっちりしている仕事も合わない傾向があります。

向いている仕事の中の「営業」「販売」は自分が興味を持てない商品だと苦労する可能性が高いです。

大人の発達障害 興味関心

大人のLDに合わない仕事

苦手なことによって合わない仕事は全く違います。今回は代表例を解説します。

・読字障害:マニュアルや文字、数を読む

・書字障害:文字を手書きで書く必要性のある

・算数障害:簡単な計算が必要な

これらは職場が許可してくれれば、工夫も可能です。例えば、PCやスマホ、ボイスレコーダーで補うことや、行間をあけて読みやすくする工夫で苦手をサポートできます。

【大人の発達障害】仕事探しの注意点

大人の発達障害は職探しの工夫が必要です。近年、ASDとADHDの併発も診断できるようになり、マニュアルが欲しいけど自由度も欲しいという両方の性質を持つ場合もあります。

発達障害 苦手

そのようなとき、苦手を克服しようと思う人がいますが、それは良い選択肢とは言えません。それよりも、より得意なことを活かせる職場や、苦手なものを他のことで補える環境を選ぶ方がいいでしょう。

大人の発達障害にも向いている仕事はある!

一人で考えることはどんな人でも大変です。しかし、必ず向いている仕事はあります!大人の発達障害の職探しにおすすめなのは、就労移行支援事業所や転職エージェント。どちらも仕事探しのプロがサポートしてくれます。

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