就労移行支援事業所は大きく分けて、一般型、障害特化型、専門スキル特化型の３つのタイプに分けることができます。
kaienは発達障害に特化した障害特化型事業所。現在関東を中心に就労移行支援が12拠点、生活訓練が5拠点あります。
ウェブやIT、デザインなどの専門を身につけることのできるクリエイティブコースも用意されているので障害特化型であり、専門スキル特化型ともいえますね。
この記事ではkaien（カイエン）の評判や口コミを紹介していきたいと思います。
就労移行支援事業所選びに失敗したと感じている利用者の声で多く聞かれるのが「事業所の雰囲気が自分には合わなかった」「自分の受けたいプログラムがなかった」「障害の特性を考慮してくれなかった」といったものです。
就労移行支援事業所は、自主的な活動を中心とした所から、障害の特性に合わせた個別サポートを強化している所まで様々。事業所選びに失敗しないためには、「自分の通える範囲にどんな事業所があるのか」をしっかりと調べることが重要なのです。
就労移行支援は原則2年しか利用できないサービスなので、事業所選びに失敗したくはありませんよね。
資料請求や、見学を行って事業所を比較するところからはじめてみましょう。
2分で資料請求完了です
データから読み解くのkaien（カイエン）特徴
ピアトス発達障害とうつ病の診断で精神障害者保健福祉手帳3級を取得しています。
4回の転職後、就労移行支援事業所と転職エージェントを利用して現在は障害者枠で正社員として働いています。実は僕も特化型就労移行支援に通っていました。そんな僕がカイエンについて調査しましたよ。
kaienではyoutubeで発達障害の方向けに仕事・自立の情報を発信しています。とても参考になりますのでご覧になってみてください。
就職実績
kaien（カイエン）の過去10年間の就職者数はなんと1,700人以上！1事業所あたりの年間就職者 15名以上です。
実は就労移行支援事業所の約3割は就労率０％なんです。
就労のために事業所に通っても、就労に結びつかないのは残念すぎますよね。
その点、実績の高いkaien（カイエン）なら安心ですね。
驚きの定着率
kaien（カイエン）では就職1年後の定着率は90%以上！
厚労省のデータによると発達障害者の就職1年後の定着率は71.5%であることを考えると、これは驚異的な数字ですね。
出典：『障害者の就業状況等に関する調査研究』 （2017年、JEED）
就職先データ
就職先はどんなところがあるのでしょうか。
就職先の一部
アクサ生命保険（株）
アクセンチュア（株）
グリービジネスオペレーションズ（株）
（株）サザビーリーグHR
ジブラルタ生命保険（株）
（株）大京
大東建託（株）
（株）帝国データバンク
（株）電通国際情報サービス
日本IBM（株）
（株）博報堂DYアイ・オー
（株）パソナテック
三井化学（株）
ヤフー（株）出典：公式サイト
kaien（カイエン）の利用料金は？
Kaienではほとんどの方が自己負担なく無料で利用しています。
ご自身の利用料金について確認したい場合は、お住いの障害福祉課の窓口で相談してみましょう。
| 世帯の収入状況 | 負担上限月額 | |
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯（※1） | 0円 |
| 一般1 | 市町村民税課税世帯（所得割16万円（※2）未満） ※入所施設利用者（20歳以上）、グループホーム、ケアホーム利用者を除きます（※3）。 |
9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
（※1）3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
（※2）収入が概ね600万以下の世帯が対象になります。
（※3）入所施設利用者（20歳以上）、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」となります。
kaien（カイエン）のサポート体制は？
kaien（カイエン）は５つのサポートで就活を応援してくれます。
kaien（カイエン）の５つの強み・メリット
kaienは障害種別特化型であり、さらにスキル習得を目指したコースも充実しています。
kaienの５つの強みを見ていきましょう。
kaien（カイエン）のクリエイティブコース
「クリエイティブコース」では長年培ってきた発達障害や精神障害への理解を土台として、特性に合わせた行っています。
ピアトスウェブプログラミング・・・HTML、CSS、JavaScript、WordPress
システム開発・・・Java、C#、Python、PHP、SQL
業務効率化・・・マクロ、VBA、RPA、GoogleAppsScript
デザイン・・・Photoshop、Illustrator、動画編集、デザイン技法
資格取得・・・IT パスポート、情報技術者試験、MOS
習得までの流れ
step
1適性をチェック
所要期間 :1～2か月 体験プログラムを実施して適性を確認!
step
2自分のペースで得意を伸ばす
所要期間 :1～3か月 オリジナル動画を使って自分のペースで学習します。
step
3実践
所要期間 :1～3か月 実践的なプロジェクトでソフトスキルを磨きます。
kaienの強みは実はこれらのプログラミングやデザインなどのスキルを身につけるだけでは終わらせないところです。
Kaien で「ソフトスキル」と呼んでいる
・仕事のすすめかたのコツ
・人とのコミュニケーションのコツ
・セルフマネジメントをしていくコツ
を実践で身につけることで自分に合った仕事の進め方のスキルを手に入れることができるんです。
ピアトスポートフォリオを使った面接対策！
kaienではスキルを身につけただけでは終わらせません。
就活でITスキルのようなそのままでは見えにくいスキルをアピールするために、自分の作品を成果物として利用すると良いでしょう。
その作品集が『ポートフォリオ』です。
kaienではこのポートフォリオの作成にも力を入れています。就労へ結びつくための大きな一歩となるでしょう。
体験できる職種はなんと100以上！
Kaienで体験できる職種は経理や人事、軽作業やデータ分析だけでなかく伝統工芸のようななかなか体験できないものまで100種類以上！
体験をして自分に合っているかどうか確かめられるので安心ですね。
Kaien 独自の求人多数！
勘違いされていることも多いのですが、基本的に就労移行支援は就労のための準備をするところで、仕事をあっせんしてくれるところではないのです。
ただし、事業所によっては企業グループ内の転職エージェントや転職サイトと連携して就職先を紹介してくれるところもあります。
kaienは発達障害のための就活転職サイトを運営しているので、発達障害に理解ある企業200社以上と連携しています。これは大きな強みです。
ピアトス在宅訓練も可能！
kaien（カイエン）ではオンラインでの職業訓練や就労支援も可能です。
自治体によって制限のある場合もあるので、相談してみて下さいね。
専門性の高いスタッフが在籍
就労移行支援事業所では、障害の特性に配慮をしながら継続的な就労に役立つようなスキルを身につけるトレーニングを行うため、そのサポートを行うスタッフの質が事業所の質に大きくかかわっています。
IT特化といいながらもITスキルの低いスタッフがテキスト頼りに教えていたり、障害特性に特化しているといいながら障害に対する理解が低いことが問題視され口コミの低い事業所が存在するのも事実なのです。
Kaienでは社会福祉士などの国家資格保有者が８７％、IT関連出身者が３８％とそれぞれの専門性の高いスタッフが在籍しているので、頼りになりますね。
交通費の助成がある！
kaienでは交通費の助成が1か月最大1万円あります。
交通費も回数が重なるとかなりの負担になりますよね。
最大1万円の助成があるのは助かりますね。
＞＞＞＞＞【東京】昼食提供・交通費補助あり！のおすすめ就労移行支援事業所
ここが残念！kaien（カイエン）のデメリット
ピアトスそれは 利用日数が原則5日であるということ。
たしかなスキルを身につけるためには必要な時間なのかもしれませんが、体調等によってはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
ただし、あくまでも原則なので適宜相談に応じてくれるそうなので安心してください。
もうひとつは昼食補助がないことです。日々の事なので昼食代もかさみますよね。
昼食補助があるところを希望される方はコチラの記事も参考にしてくださいね。
kaien（カイエン）事業所の場所
kaien（カイエン）良い口コミ・悪い口コミ
週3回短時間で Kaien をスタート。潔癖症からくる強い不安感と自分自身への不甲斐なさに苦しんでいました。
職歴が弱くても、 Kaien の多様な訓練での実績の事実を書くことで評価する企業が多いことを知ってから、前向きになり、少しずつ準備ができるようになり、約1年で就職が決定。
現在、給料はやや低めながら、経験をしっかり積み、勉強してスキルアップできるよう頑張っている途中です。一生働かないと思っていたのに、今では充実した毎日を送っています。公式サイトより
現在、こちらの就労移行支援事業所に通所している者です。スタッフが訓練生毎の特性を考慮した上で、自分に合った職業訓練や会社を紹介したり、カウンセリングで悩み事や対処法などもアドバイスしてくれるので、良心的です。通所距離としてはそんな遠くはないですが、西湘地区や県央エリアからだと、通勤上、負担はかかるのかなと思います。Googlemap
他の就労移行支援や福祉施設を何件か見学したがここが一番良さそうだった。事務系から作業系、専門性の高いIT系までプログラムが豊富らしい。ここを勧める医師も多いみたいで、私が通院している病院の医師も高く評価していた。Googlemap
自分は広汎性発達障害です。こちらを利用して障害者雇用の就労に結び付きました。
職業訓練や各種講座を通して、自分の苦手なこと・得意なことを理解し、仕事に向けての能力を伸ばしていくことができます。
訓練や就活についての困りごとはキャリアカウンセラーに相談できます。そして徐々に就活を始める…というかんじです。
良くも悪くもスタッフや環境とのマッチング次第だと思うので、体験や個別相談に行ってみてから考えてみるとよいかと思います（自分は他社の就労移行も行ってこちらに決めました） ちなみに川崎事業所のおすすめポイントは、周りに飲食店が多くランチに困らないことと、訓練室が広いことです。スタッフの対応もよかったですが、入れ替わりがあるのでその時々によって変わると思います。引用：Googlemap
kaien（カイエン）に向いている人
Kaienに向いている人をまとめてみました。
- 発達障害に特化した支援を受けたい方
- 専門的なスキルを身につけたい方
- 継続した就労を目指したい方
- 週5日の通所が難しい方
- 昼食補助を求めている方
- すでに就労の準備が整っていて転職エージェントの利用が向いている方
専門的なスキルを身につけて長期的な就労を考えている方にはおすすめの事業所です。
ピアトスkaien（カイエン）以外のおすすめ事業所はこちら
ココ！
10年以上ひきこもってました
37歳男性