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【ストレスに負けない心を作る!】レジリエンスを高める3つの方法とは?

サイトス
こんにちは 公認心理士のサイトスです。

現在は複数の企業でメンタルヘルスに関する業務を行っています。

皆さんは自分の思うような結果が出せなかったり、思わぬトラブルを起こしてしまった時など、どんな気分になるでしょうか?

ストレスを感じる状況や上手くいかないことがあったとき、落ち込む人もいれば「失敗は成功のもと」と捉えて前向きに考える人もいます。

落ち込む人と前向きに考える人の違いの1つが「レジリエンス」があるかないかです。

レジリエンスとは、心理学では「精神的回復力」と言われ、回復する力や弾力性という意味があります。

今回は、ストレスに負けない心を作るためにレジリエンスを高める方法を具体的に解説します。

サイトス
レジリエンスを高め、ネガティブなことが起きたときに立ち直れるようになりましょう!

レジリエンスとは?

レジリエンスとは回復力のこと。もともとは物理学用語の「弾力性」「跳ね返り」という意味の言葉です。

心理学でも使われるようになってからは「失敗から復活する力」「逆境を跳ね返す力」「精神的回復力」という意味でも使用されるようになりました。

レジリエンスがあるメリット

レジリエンスは脆弱性の反対の意味があると言われています。

レジリエンスが高くなることで、ストレス耐性ができて強くなれるのです。具体的には、集中力や作業効率が向上し、適応力を身につけることができるなどのメリットがあります。

ストレスがたまりにくくなり、結果的にストレスに負けない心を作ることができるのです。

レジリエンスが高い人の特徴

レジリエンスが高い人はどんな人なのでしょうか?例えば、以下のような人を指します。

  • 事実を受け止められる
  • 楽観的思考ももっている
  • 考え方に柔軟性がある
  • 挑戦する意欲がある
  • 成長したい気持ちがある
  • 人を頼ることができる
  • 切り替えが早い

精神的回復力が高いと悲観的になりすぎることはなく、自分の意見をきちんと持って行動することができます。

レジリエンスの高い人は、冷静に物事を捉えることができ、失敗も次に活かすための出来事だったと考えています。

コンピテンシーを理解しよう

レジリエンスは「レジリエンス・コンピテンシー」という能力で構成されていると言われています。

レジリエンス・コンピテンシーの6つの要素を理解することで、レジリエンスを高める方法を理解したうえで実践的に身につけることができます。

レジリエンス・コンピテンシーの6つの要素

  1. 自己の気づき
    自分自身の考えや気持ち、行動、身体・生理的反応などに気がつける力
  2. 自己コントロール
    目標実現のために、自分の欲求をコントロールする力
  3. 現実的楽観性
    自分や他人の良い面に気が付き、現実を見つつ、目的を持った行動ができる力
  4. 精神的柔軟性
    状況を多角的に見て、物事を柔軟に捉えられる力
  5. キャラクター・ストレングス
    自分の強みを見つけ、発揮しながら困難に打ち勝ち、自分の価値観に合う人生を想像する力
  6. 関係性の力
    信頼できる人との強い絆・関係性をつくり、それを維持する力

レジリエンスはポジティブに生きる力ではありません。困難なことがあっても、それをエネルギーに変えられる力のことです。

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ストレスに負けない心を作る「レジリエンス」を高める3つの方法

レジリエンス・コンピテンシーを手に入れるための、レジリエンスを高める具体的な3つの方法をご紹介します。

「思考パターン」の修正

心理学にはABCDE理論というものがあります。

A(Activating events)は出来事

B(Belief)は考え方・信念

C(Consequences)は結果・感情

D(Dispute)は信念に対する反論

E(Effective New Belief)は効果的な新しい信念・哲学のことです。

レジリエンスが高い人と高くはない人の違いは、「B(Belief)は考え方・信念」。

同じ出来事であっても、考え方が違うだけで、感情(結果)が変わるのです。

その考え方を変えるために新たに加えられた理論が「ABCDE理論」、新しい考え方をとり入れることで悪循環をなくしていく考え方のことをいいます。

考え方を変えるには、例えば信頼できる人はどう考えるのかを聞く・本を読むなどで視野を広げてみたり、臨床心理士などの専門家と考え方を身につけるという方法があります。

自分を大切にする

レジリエンスを高めるには、こころの健康を維持することが大切です。自分を大切にすることは今からでもすぐにできます。

例えば、仕事で余裕がない時に頼まれた場合、断る力や代替え案を活用し、自分に無理をさせないこと。

私生活でも食事や入浴、睡眠、自由な時間などを疎かにせず、自分を労わる時間をつくることが大切です。

自分を大切にして、レジリエンスコンピテンシーの1つ「セルフコントロール力」を高めましょう。

周囲のサポートを得る

一人で頑張ろうとせずに周りに頼る力をつけましょう。

ちょっと愚痴る、仕事を少し手伝ってもらうなど「ちょっと」からでも十分です。

医療や転職・就職の専門家に頼ることも方法の一つだと思います。信頼関係を築き、レジリエンスコンピテンシーの1つ「関係性の力」を高めていきましょう。

まとめ:レジリエンスを高める方法

レジリエンスは「精神的回復力」と言われています。

私たちは、困難を避け続けることは難しいです。

しかし、困難なことが起きても解決する力や行動する力があれば、その困難を困難と捉えず、経験と捉えられるようになるかもしれません。

サイトス
レジリエンスを高め、ストレスに負けない心をつくりましょう。

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