障害者の就労について

なかぽつセンター(障害者就業・生活支援センター)ってどんなとこ?

メントス
こんにちはメントスです。

「昨日なかぽつに行って色々話聞いてもらってさ。ちょっと就労に前向きになれたんだよね。」

「へ~!今日私も職場になかぽつさんが様子見に来てくれてさ」

これは先日お会いした障害をもつ女の子たちの会話です。

皆さんは「なかぽつ」をご存知ですか?

障害をもつ方たちの中でも意外と知られていない「なかぽつ」

なかぽつ?なかぽつさん?

いや、なかぽつって何なの?

この記事では、なかぽつに勤務していた精神保健福祉士・社会福祉士のメントスが障害者就業・生活支援センター(通称 なかぽつ)について説明しています。

障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)ってどんな機関?

なかぽつってなに?

障害のある方もそうでない方でも、なにか困りごとがあった時、どこに相談したらいいのかわかりづらいと感じた経験はありませんか?

役所に行っても窓口がたくさんあって、どの窓口に行けば自分の質問に答えてくれるのかさっぱり分かりません。

役所の受付で相談してようやく窓口にたどり着いたと思っても、話をしているうちに「そういうことなら何番窓口ですね。」やら

「ここが終わったあとはこの紙をもって何番窓口に」とか、また時には全然違う関係機関を紹介されることも・・もうぐったりしてしまいますよね。

障害をもつ方たちにとって、そういった複雑な手続きや、あちこちに行って同じ話をまたイチからしなければならないことは、相当な負担となっているのではと思います。

そこでそのような問題を解決するため、障害者就業・生活支援センターは障害のある人が就業面と生活面の一体的(ワンストップ)に相談・支援を行うことができる機関として現在(2021年)全国に336センターが設置されています。

それにしても「障害者就業・生活支援センター」って長い名前、言いにくいですよね?

なので就業と生活の真ん中にポツっと●があるので「なかぽつ」や「就ぽつ」と呼ばれています。

ちなみに障害のある方の就労に関する機関には

障害者就業・生活支援センター

ハローワーク

就労移行支援事業所

就労継続支援A型・B型

地域障害者職業センター

等がありますよ。

なかぽつで受けられる支援は?

なかぽつは「障害者就業・生活支援センター」というその名の通り、障害者の「就業」と「生活」の支援を行っています。

<就業面での支援>
○ 就業に関する相談支援
・ 就職に向けた準備支援(職業準備訓練、職場実習のあっせん)
・ 就職活動の支援
・ 職場定着に向けた支援

○ 障害のある方それぞれの障害特性を踏まえた雇用管理についての事業所に対する助言
○ 関係機関との連絡調整

<生活面での支援>
○ 日常生活・地域生活に関する助言
・ 生活習慣の形成、健康管理、金銭管理等の日常生活の自己管理に関する助言
・ 住居、年金、余暇活動など地域生活、生活設計に関する助言
○ 関係機関との連絡調整

出典:厚労省 障害者就業・生活支援センターについて

そしてこれらの支援を各機関との連携で行われていることが重要だと思います。

そのため、利用者が自分であっちへ行ったりこっち行ったりすることなく相談ができ、情報を得ることができます。

障害者就業・生活支援センター役割

また、なかぽつでは事業主に対する支援も行っています。

事業主の方への支援

<企業の方への雇用全般の支援>
○個々の企業のニーズに応じて、雇用前後の支援以外に、情報提供、コーディネートを行います。
・雇用に関する相談
・定着に関する相談

出典:厚労省 障害者就業・生活支援センターについて

なお相談は障害のある人、事業主ともに原則無料となっています。

メントス
なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)は、その名の通り障害のある人の就業と生活の支援をしてくれるところ!

そして障害者だけでなく、障害者を雇う事業者からの相談にも応じ、支援をしているんですね。

就労移行支援事業所とどう違うの?

障害を持つ方への就労にかかわる支援機関はより良いサービスが届けられるよう連携をしています。

ですので、その役割も重なっている部分も多いかと思います。

イメージとしては

チェックリスト

  • 就労に向けて何をすればいいのかわからない
  • 自分がどのような仕事に向いているのか考えたい
  • 仕事に就けるだけの体力があるか心配している
  • 就労に向けた不安や日常生活の管理などについて相談したい
  • 仕事はしているが生活の不安がある

このように就労前の様々な悩みや、働いている方でも仕事や生活の事で不安がある場合には、まずなかぽつへ相談に行かれると良いと思います。

相談内容によっては、職業実習の場を紹介してくれたり、就労移行支援につないでくれたりと関係機関と連携をしながら、相談者のニーズに合わせて支援を行ってくれます。

なかぽつは実際に支援を実施する機関ではなく、障がい者が最初に悩みを相談する窓口であり、相談内容に合わせて具体的な支援方法を提供し、関係機関へとつなげてくれる場なんですね。

一方、就労移行支援事業所は就労する準備のためのトレーニングを行う通所型の福祉サービスとなります。

>>>>就労移行支援事業所おすすめランキングはこちら

なかぽつの利用方法について

なかぽつの利用対象者は?

なかぽつの利用対象者は「身体障害、知的障害、精神障害、難病などの障害があり、就労を希望している人(仕事をしている人)」になります。

障害者手帳の取得は必須ではありませんが、診断書等が必要な場合もありますので、近くのなかぽつセンターに問い合わせてみましょう。

障害者手帳についてはこちら

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【解説】障害者手帳 申請の方法とメリット・デメリット!

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利用手順は?

次に利用手順を見ていきましょう。

なかぽつ 利用

1.面談予約

まずは近くの障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)に連絡をして面談の予約を取りましょう

2.面談

面談にて就労支援と生活支援の具体的な内容について話し合いましょう。職業能力や就職の準備性を把握し、訓練の必要性、適職などについても検討します。

3.登録

利用する場合にはセンターに登録を行います。

4.就職準備

就労移行支援事業所、障害者職業センター 、職業能力開発施設等の利用による基礎訓練を行います。

5.就職活動

就業支援担当との面談により、それぞれの条件や希望に沿った職場を求人票等の情報をもとに探し、面接試験に向けた相談やアドバイス、面接への同行支援などを行います。

6.定着支援

就労後も職場訪問や個別相談によって、生活面のサポートも行いながら長く働き続けられるようにサポートします。

メントス
障害をもちながら就労に向けて一人で準備をするのはとても大変です。

相談機関をうまく利用することが就労への近道ですよ。

なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)まとめ

仕事をしたいけど何から始めたらいいのかわからない

どこに相談したらいいのかわからなくて動き出せない

といった方は実はたくさんいるのです。

そんな方が気軽に相談できる窓口がなかぽつです。

障害のある人が、自分らしく安定した生活を送ることができるよう、さまざまな支援機関とつなげ支援してくれる場所です。

まずは気軽に面談予約をしてみて下さいね。

参考
厚生労働省「障害者就業・生活支援センター 一覧」

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