精神障害者が仕事が続かない原因は?長く続けるためのポイントを教えます!

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  • 体調に波があって仕事を継続するのが難しい・・・
  • 周りに迷惑をかけたくない思いからいつもムリをしてしまう・・
  • 理解のある会社をどうやって見つけたらいいかわからない・・

精神障害があって仕事をしている方はたくさんいますが、長く仕事が続かないという場合も少なくありません。

今回は、精神障害があることで仕事が続かない原因と、長く続けるためのポイントについて紹介していきます。

長く続けたいのに精神的にしんどくなることで続けることが上手くいかないという方は、今回の記事を通じて長く続けることができるポイントを知る機会にしましょう。

この記事を書いた人

公認心理師のサイトスです。

現在は複数の企業でメンタルヘルス関連の研修やカウンセリングを行っています。仕事を継続することに困り感のある方と一緒に、一人ひとりに合った働き方を考えサポートしています。

タップできる目次

精神障害とは?

精神障害は、脳に何らかの影響がおきることで精神症状に変化や障害が出現し、精神症状だけでなく、身体症状や行動に影響が続いてしまう状態です。

精神症状の変化に本人が気付いた時には精神症状が悪化している場合も多く、身体症状や行動に影響が出ても精神症状に変化があると認識できない場合があります。

見た目で分かりにくい場合もあるので、精神障害への理解を得るためには本人から説明をすることが必要となる場合があります。

精神障害を「気持ちの持ち方」として解決するのではなく、「脳の病気から日常生活に継続した支障が生じている状態」として理解することが大切になります。

精神障害に該当する精神疾患の代表的なものとしては以下の疾患があります。

代表的な精神疾患

・統合失調症

・双極性障害(気分障害)

・パニック障害

・恐怖症(対人等)

・強迫性障害

・心的外傷ストレス障害(PTSD)

・アルコールや薬物依存症

・認知症

・パーソナリティ障害

精神障害者が仕事が続かない原因は?

サイトス

仕事を長く継続するには、自分自身で「いつもと違う」変化に気づくことや、周りの理解が必要です。

精神症状による心身への影響

精神障害者で医療機関で治療を受けている場合は、精神症状をできるだけ安定するように生活をしています。

精神症状は安定している状態の時もあれば、不安定な状態になることもあります。

不安定な状態になると無理矢理頑張り過ぎること、不安や緊張状態が強くなることで出勤に支障が出ることがあります。

不安定な状態になり治療だけでは回復が難しい場合は仕事を休職、退職せざるを得ないことになるために、精神障害者が仕事が続かないということにつながっています。

治療状況による仕事への影響

精神症状を治療するなかで、薬の副作用により日常生活に支障が出る場合があります。

服薬している薬の内容にもよりますが、例えば、呂律が回らない、喉が渇くことが多い、集中力を持続するのが難しい等という薬の副作用により仕事に影響が出る場合があります。

周囲の人達からの理解がない

職場の上司や同僚に精神障害の理解がない場合、上司や同僚からの日頃の発言や仕事内容で精神症状が悪化してしまうことにつながってしまいます。

精神障害をもちながら長く働き続けるためのポイント

自分自身の精神症状/状態を職場に伝えること

精神障害をもちながら長く働き続けるためには、自分自身の精神症状を「受け入れる」・「知る」という作業を自分自身ですることが大切になります。

「受け入れる」・「知る」なかで、仕事にあたり職場に伝えておく必要があることについては伝えるようにしましょう。

障害に対する自己理解を深めたり、症状悪化のサインに気づく方法やその対処法を学ぶ場として就労移行支援の利用もオススメです。

就労移行支援とは?

一般就労を希望する障害のある方へ、就労に必要なスキルを身につけるためのプログラムを提供し、就職活動、職場への定着支援を行う福祉サービスになります。
障害者手帳を持っていない方でも、医師の診断や定期的な通院を行っていれば、利用可能な場合があります。
事業所によっても違いがありますが、週1回から通えるところも多いです。生活リズムを整えながら無理のない範囲で通い始め、様子を見ながら就労にむけた準備を整えていきましょう。 専門的なスキルの取得を目指す場合などは、ある程度の通所回数が決められている場合もあるので確認しましょう。
利用料金は世帯所得(本人と配偶者)に応じて、「負担上限月額区分」が決められています。
区分 世帯の収入状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村民税非課税世帯(注1) 0円
一般1 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。 9,300円
一般2 上記以外 37,200円
現在の状況やご希望によって様々ですが、早い方で半年ほど、じっくりと時間をかけてトレーニングしたい方やスキルの習得を目指す方は1年半~2年通われています。 すでに就職の準備が整っており、早期の就職を考えている方は転職エージェントをお勧めします。障害者向け 就職・転職エージェントおすすめ6選
原則として2年間です。 就労移行支援を1年間利用して就職後、離職。再び移行支援を利用する場合は残りの1年を利用できます。 場合によっては1年の延長が許可されることもあるので、まずは相談することが大事ですね。
コミュニケーション、障害理解、自己理解などの講座。ビジネスマナー、PCスキル、企業実習などの就労に必要なスキルを身につけるためのプログラム。応募書類の作成、面接練習など就活に必要な対策など多岐にわたったトレーニングがあります。 事業所によって強みが違うので複数の事業所に見学に行きしっかりと選びましょう。 タイプ別 就労移行支援ランキング
障害の特性として通勤がハードル高く感じる方もいるでしょう。在宅訓練可能な事業所も増えてきています。 事業所に確認することをおすすめします。
昼食の補助がある事業所もあります。 事業所によりますので確認してみましょう。 【東京】昼食提供・交通費補助あり!のおすすめ就労移行支援事業所
原則的には就労移行支援は働くために必要なトレーニングやサポートを受ける場ですので、すでに仕事をされている在職中(休職中)の方は利用できません。 ただし、自治体や事業所が支援が必要と認めてくれれば利用が可能です。例外の対応ですのでハードルは高いと言えます。 在職中の方で転職を考えている方は障害者向けの転職エージェントの利用も検討しましょう。 就職・転職エージェントおすすめ6選

おすすめの就労移行支援事業所は?

就労移行支援は大きく分けて3つのタイプにわかれます。

就労移行支援3つのタイプ

継続した就労のために障害理解を目的にしたい場合は障害特化型、スキルを身につけることで自分に合った働き方を選択したい場合はスキル特化型、オールマイティーに幅広くトレーニングをしたい場合には一般型など、いくつか見学をして自分の目的に合った事業所を選ぶと良いでしょう。

おすすめの就労移行支援

自分自身が無理をしないために、周囲の人達に協力をもらう

職場の人に自身の精神症状を伝える際に、自分自身の精神症状のなかで気をつけないといけない傾向が出てきている時には、周囲の人達に協力をもらうようにしましょう。

精神症状が悪化にしていることは自覚できない場合もありますので、周囲の人達に客観的な視点から指摘をしてもらうことは大切になります。

治療を継続すること

仕事を続けていると、医療機関での定期的な診察でも都合が合わなることで治療が中断してしまっていたことがあります。

精神症状と上手に付き合うためには治療を継続しながら、日々の自身の精神症状の変化について確認をすることが精神障害をもちながら長く働き続けるためには大切です。

職場でのストレスや自身の精神症状について気持ちを吐き出す場所を作ること

職場でのストレスや自身の精神症状について、自分自身だけで抱えてしまうと、精神症状が悪化する要因になってしまいます。

友人や家族、電話やメール、SNS等での相談窓口等を活用しながら自身の気持ちを吐き出して整理をする機会を作りながら、ストレスや緊張・不安状態を溜めこまないようにしましょう。

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まとめ

精神障害があっても仕事を長く続けることは可能です。

今までの自分自身の働き方を振り返るなかで、上手くいかなかった状況の背景が何かを考えてみることが大切になります。

仕事を長く続けるために、自分自身の精神症状を知り、1人で抱え込まないで協力してもらえる環境や人達を活用していきましょう。

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