役立ちコラム

回避性パーソナリティ障害に向いてる仕事・向いてない仕事は?

回避性パーソナリティ障害 症状


パーソナリティ障害でも、回避性と解離性など複数の種類があり、それぞれの症状は違います。

今回は、回避性パーソナリティ障害の人に向いている仕事と向いていない仕事をご紹介します。

自分に向いている仕事を見つけて、安定して長く続けられるようにしたいと考えている人や、回避性パーソナリティ障害のご家族やパートナーの向いている仕事を探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

回避性パーソナリティ障害とは?

回避性パーソナリティ障害とは、パーソナリティ障害の一種です。

パーソナリティ障害は3つの群に分けられ、それぞれ「A群:独特の感性を持つ」「B群:感情的に周囲を巻き込む」「C群:不安や恐怖心が強い」という特徴を持ちます。そのなかのC群に回避性パーソナリティ障害に分類されています。

A群:独特の感性を持つ

妄想性(猜疑性)パーソナリティ障害
統合失調型パーソナリティ障害
統合失調質(シゾイド)パーソナリティ障害

B群:感情的に周囲を巻き込む

境界性パーソナリティ障害
演技性パーソナリティ障害
自己愛性パーソナリティ障害
反社会性パーソナリティ障害

C群:不安や恐怖心が強い

回避性パーソナリティ障害
依存性パーソナリティ障害
強迫性パーソナリティ障害

パーソナリティ障害のC群


C群は回避性パーソナリティ障害以外に、依存性パーソナリティ障害と強迫性パーソナリティ障害があります。
全てに共通することは強い不安感や恐怖心です。

依存性パーソナリティ障害は、その名の通り他人への過度な依存が特徴と言われています。
一方で強迫性パーソナリティ障害は、独自のルールに強くこだわることが特徴です。

では、回避性パーソナリティ障害はどんな特徴を持っているのでしょうか?

回避性パーソナリティ障害の特徴


回避性は、失敗や否定を過度に恐れていることが特徴です。

劣等感が強く、不安や緊張から人との交流を避ける傾向があります。

回避性パーソナリティ障害は社交不安障害の合併症も多いと言われ、引きこもりと言われる人たちのなかに当てはまる人も多いかもしれません。

この特徴を見ると「就職できない」と考える人もいると思いますが、そんなことはないです。

回避性パーソナリティ障害の人に向いている仕事はありますし、症状への影響が少ない職に就くことで症状の緩和も期待できるかもしれません。

回避性パーソナリティ障害に向いている仕事

回避性パーソナリティ障害 仕事

向いている仕事は「人と関わることが少ない」「競争する必要があまりない」という2つの特徴のいずれかに当てはまります。この項目では、具体的にそれらの特徴に当てはまる仕事をご紹介します。

清掃

学歴や経歴、スキル等が関係なく勤められるため、色々なコンプレックスを抱えていたとしても始めやすい仕事です。

初めのうちは先輩と一緒に掃除をすることにはなりますが、基本的には単独作業が多いので回避性向きと言えます。

軽作業などの工場勤務

大きな機械を操作する仕事でなければ、特別な資格の必要はなく、覚える肯定もシンプルなことが多いです。

黙々と何かに集中したり、細かい作業が好きな人は特に向いているでしょう。ただし、立ち作業の場合もあるのでその点は確認しておきましょう。

プログラマー

資格を取得したりスキルを身につける必要はありますが、人と関わることが少なく、手に職を付けられるため安定して働ける可能性も高くなります。

プログラミング技術やそれらに関する資格を学習できる就労移行支援事業所もあるので、利用できる制度を積極的に活用するとよいでしょう。

フードデリバリー

最近はピザデリバリーのようなお店の配達スタッフだけでなく、ウーバーイーツに代表されるようなデリバリー代行サービスも需要が多く、必要なこと以外人と話す必要もなく自分のペースで働けるので気軽に働くことができます。

ただし、天候に左右されたり配達ミスなどのデメリットもあるので、長期的に安定した仕事とするには難しいかも知れません。

webライター

近年増加中のライター業は、依頼人とのやりとりがメールやチャットなど文字のみの場合が多いです。

自宅でもできるので通勤のストレスがなく仕事ができます。

クラウドソーシングサイトなどでお小遣い稼ぎとして始める人も多いですよ。

クラウドワークスココナラに登録するだけなので、気軽に始められますね。

データ入力

手書きやバラバラの資料を一つのデータに入力する業務がメイン。

マニュアルもしっかりあるところが多いので、初心者でもそれを見ながら作業が進められます。

多くはWordやExcelをしようするため、パソコンスキルが上がるでしょう。

個人事業主

さらに人との関わりを減らすなら「個人事業主」もおすすめです。

ただし、ある程度の実績や営業力も必要となる場合もあります。

まずは上記の職に就いてみてから考えてみた方が良いでしょう。

回避性パーソナリティ障害に向いていない仕事

回避性に向いていない職業には「人と積極的に関わる」「責任が重い」「成果がわかりやすい」という特徴があります。

特に営業や販売、ホテルの受付やグランドスタッフ、美容師などが当てはまります。

コミュニケーションが多くなるだけではなく、クレーム対応もする必要があるため回避性にはあまり向いていない仕事と考えられます。

また、webデザイナーはライターと条件の近い仕事ですが、お客様へのヒアリングなどはweb会議や対面の場合もあります。

個人事業主であれば自分で工夫出来ますが、就職する場合のwebデザイナーは業務内容をしっかり確認しましょう。

自分に合った仕事探しなら転職エージェントがおすすめ


今回は回避性パーソナリティ障害の人に向いている仕事と向いていない仕事を紹介しました。

これらの仕事は求人サイトにも掲載されていますが、障害を持つ人の職探しは障害者向け転職エージェントがおすすめです。

また就職サポートだけではなく、先ほどご紹介したプログラミング学習やWord・Excelを学びたい場合は就労移行支援事業所へ。

就労後のサポートをしてくれる場所もあるため、面接が苦手な方や人との関わりに悩みやすい方は就労移行支援事業所を活用しましょう。

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