役立ちコラム

障害者の転職におすすめな資格とその難易度について

「障害者雇用でも資格は必要?」「障害者が転職活動するには資格があった方が有利?」「何も資格がないけど、どんな資格を選んだらいいのかわからない!」

今回はこのような不安をお持ちの方にお答えします。転職におすすめな資格とその難易度の紹介、転職に資格が必要なのか、どう選んだらいいのか、資格取得に活用できる制度があるのか……たくさん疑問があると思います。

まずお伝えしたいのは、障害があっても、資格があれば夢だった仕事に就くこともできるということです。資格取得の難易度は様々ですが、最近は公的なサポート以外にも、通信教育やオンラインスクールも豊富になってきています。具体的に見ていきましょう。

ピアトス

発達障害とうつ病で、精神保健福祉手帳を取得し、現在障害者雇用で正社員として働いている当事者のピアトスです。

僕は一般雇用の仕事をうつ病により離職し、その後ITスキルに特化した就労移行支援事業所で資格を取って今の会社に入社しました。契約社員から正規職員になれたのは資格があったからだと思います。

四角があるとその後のキャリアアップにつながり、収入も安定するかも知れませんね。

この記事ではおすすめの資格や難易度を紹介しています。興味のあるものから調べてみてはどうでしょうか?

独学はちょっと・・・という方は、就労移行支援でサポートを受けながら取得するのもオススメです。

障害者の転職におすすめな資格と難易度は?

まずはおすすめな資格と、その難易度をご紹介します。なお、実際に精神障害や発達障害、身体障害を持ちながら、これらの資格を生かして働いている方はたくさんいます。

事務・経理など

  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト(通称MOS)
    • 一般レベル(スペシャリスト)の合格率:約80%。
    • 上級レベル(エキスパート)の合格率:60%。
  • 秘書検定
    • 3級(一般的、基本的なビジネスマナー。高校生レベル)合格率:約70%
    • 2級(電話対応、接客対応など、応用力が必要。社会人、大学生レベル)合格率:約50~60%
    • 準1級(中堅秘書。的確な判断と対応が求められる。社会人レベル)合格率:約40%
    • 1級(上級秘書。現役秘書レベル)合格率:約25%
  • 日商簿記検定
    • 3級(一般的な経理職)の合格率:約40~50%
    • 2級(経営担当や財務担当など)の合格率:約20%
    • 1級(税理士や会計士を目指す人)の合格率:約10%

IT関連

  • ITパスポートの合格率:約50%
  • 基本情報技術者の合格率:約25%
  • 応用情報技術者の合格率:約20%
atGPジョブトレitweb
  • 教材費用一切かかりません
  • デジタルハリウッド動画講座(通常28万円相当)
  • Adobeソフト(通常4万円相当)
2023年1月にはITエンジニアコースも開設予定!

専門職(国家資格)

  • 社会福祉士の合格率:約30% (受験資格必要)
  • 精神保健福祉士の合格率:約65%(受験資格必要)
  • 介護福祉士の合格率:約60~70%(受験資格必要)
  • 保育士:約25%(受験資格必要)
  • 公認心理士の合格率:約50%(受験資格必要)

障害者の転職には資格が必要なの?

「このような仕事が出来ます」と言われるよりも資格がある方が、信頼性・権威性がついてきます。

同じレベルの応募者が2名いた場合、有資格者を選ぶという企業もあります。

専門的な資格があれば給与に反映されることもあります。もし興味や経験のある業務があれば、関連した資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

専門性が高ければ高いほど道のりは楽ではありませんが、資格取得の支援制度や、民間のサポートもあります。

障害者でも資格取得して就職している実例

実際に、身体障害、精神障害、発達障害をもっていても、上記のような資格を持って働いている方もいらっしゃいます。

  • 保育士として児童の療育に携わっている
  • 介護福祉士からケアマネージャーをとって働いている
  • 秘書検定を受験し、地元企業の社長の秘書として働いている
  • まだ資格は取っていないが、デザインやプログラミングの勉強中

転職にはどんな資格を選んだらいいの?

「資格が必要なのは分かったけど、どの資格の選び方がわからない!」と悩む方もいらっしゃるでしょう。

ずばり、あなたの興味や関心があるものか、経験があるものを選びましょう。なぜなら、全く興味がない分野の資格勉強をしても、苦痛でしかないからです。

趣味でパソコンで何かをするのが好きなら、IT関連を学んでみるのもいいでしょう。最近はプログラミングが出来る人材も求められています。コツコツと真面目にするのが好きな方には向いているかもしれません。

発達障害をお持ちの方は、枠にとらわれない自由な発想から素敵なアイディアが生まれてきます。Webデザインを学んで仕事を見つけることもできますし、ここでは紹介できていませんがデザイン関連の資格もあります。

理想とする働き方から、有利な資格を探るのもいいですね。自宅でのリモートワークを中心にしたいなら、現場への出勤が必要な専門職よりも、リモートワーク求人が多い事務やIT関連の資格を狙うのもありです。

障害者が資格を取得するための制度を活用しよう

資格取得は楽ではありません。専門的な資格になればなるほど、長期的な学びや実習などが必要になってきます。

専門学校への入学の他にも、障害者職業能力開発校就労移行支援など公的サービスの利用も考慮しましょう。民間の資格取得サポートサービスや、通信教育、オンラインスクールも豊富です。

資格と条件によっては勉強中の補助金や給付金もあるので、活用できるものは積極的に活用しましょう。

資格取得におすすめな就労移行支援事業所

まとめ:障害があっても資格があれば強いアピールポイントになる!

転職活動の中で資格があれば、権威性・信頼性を客観的に証明でき、大きな強みとしてアピールポイントになること間違いなしです。

そして「努力して資格を取得した」という結果は、確実にあなたの自信にもつながるでしょう。

資格取得は、一人だと挫折しそうになることもあります。いきなり難しい資格よりも、まずはスモールステップで進みましょう。

障害者職業能力開発校就労移行支援、民間のサービスなどを活用することもおすすめです。最初は緊張するかもしれませんが、講師や他の受講者はあなたの味方や仲間となります。励ましあいながら、資格の取得を目指し、あなたの夢を叶えましょう。

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