障害者雇用ハローワーク求人だけ?転職エージェントの併用で転職!

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ハローワーク 転職エージェント 併用
  • ハローワークの情報だけでは自分に向いている仕事かよくわからない・・
  • そもそも自分に向いている仕事が何かわからない・・
  • できれば伴走型のサポートを受けながら転職活動をしたい・・

 障害者の雇用率について、厚生労働省は現在の2.3%から段階的に引き上げ3年後に2.7%とすることを発表しました。

障害者雇用に対する取り組みが国や企業において重要視されていますが、いまだ十分な雇用が実現いるとは言えません。

障害者雇用が進まない原因として、これまでのハローワーク中心の障害者雇用の求人情報だけでは、情報が限定的であり、障害者の方々が自分に合った職場を見つけることは難しいことがあげられます。

そのため、障害者雇用で自分の希望に沿った企業に採用されるためには、ハローワークだけに頼らない新しい戦略が必要なのです。

この記事では、ハローワークと併用して転職エージェントを利用して転職を叶える方法について説明しています。

この記事を書いた人

精神保健福祉士社会福祉士のメントスです。

これまでに、なかぽつ(障害者就業・生活支援センター)と就労移行支援事業所で障害のある方の就労をサポートしてきました。

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転職エージェントとハローワークの併用

メントス

ハローワークは多くの求人情報を得ることができ、転職の大きな味方といえます。

さらに転職エージェントを併用すると、個々のスキルや経験を考慮した企業とのマッチングや就活のサポートを受けることができるって知っていますか?

求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接の練習まで、伴走型のサポートを受けながら効率の良い転職活動をしてみませんか?

転職エージェントは障害者手帳を取得している方(申請中の方も含む)なら無料で気軽に利用できるんです。

まずおすすめの転職エージェントを知りたいという方はこちらの記事へ
障害者向け 転職エージェントおすすめランキング7選 ここなら安心【専門職監修】

ハローワークの活用方法

まずは障害者雇用支援の定番、ハローワークのおすすめの活用法を紹介します。

障害者枠の求人情報を利用する

ハローワークでは、誰でも障害者向けの求人情報を見ることができます。

どのような業種の会社がどんな職種の障害者雇用の求人を行っているのか調べることができます。

障害者の方が求職活動を行う際には、まずはこの障害者枠の求人情報をチェックし、自分のスキルや希望に合った求人があるのかリサーチをしてみましょう。

もちろん、希望に合った求人があれば申し込んでもOKです。

障害者雇用促進のための制度・支援策の利用

メントス

ハローワークは障害者雇用求人のチェックができるだけではありません

ハローワークでは、障害者雇用促進のためのさまざまな制度や支援策が提供されています。

そのひとつとして障害者向けの職業訓練があります。

あわせて読みたい
職業訓練校って障害者も通えるの?訓練手当が出るって本当?デメリットは?

障害者のための職業能力開発校は、全国に国立機構営校の2校国立県営校 11校県立県営校 6校の19校が設置されています。

それ以外にも障害者の訓練コースを設置している一般公共職業能力開発校もあります。

職業訓練の制度を使ってスキルアップをすることで求人に応募できる枠も広がるでしょう。

専門的な職業相談を利用する

ハローワークには、障害者の方々向けに専門的な職業相談を受けることのできる窓口が設置されています。

障害者の方々が抱える就労に関する悩みや相談に対して、専門的な知識を持った職員がアドバイスを提供してくれますので、自分の障害や能力を考慮した就労プランや、適切な求人情報の紹介などが受けられるため、積極的に利用してみましょう。

メントス

ここまではハローワークを利用した従来の転職活動になります。

次に転職エージェントを併用してこれまでより戦略的な転職活動を行いたい方へ、その方法について説明していきます。

  • ハローワークでは自分の希望の仕事がなかなか見つからない・・
  • 求人企業の情報を事前にもっと詳しく知りたい
  • 自分の強みを知って効率の良い転職活動をしたい
  • プロにサポートしてもらいながら、書類選考や面接を突破したい
メントス

そんな悩みがある方にとって有益な情報となるように書いていきたいと思います。

障害者向け転職エージェントのメリット

では、障害者向けの転職エージェントを利用するメリットについて説明しますね!

専門的なサポートが受けられる

転職エージェントでは、専門的な知識を持ったコンサルタントが障害のある方をサポートします。

コンサルタントは、障害者が抱える就労上の問題や、企業側の障害者雇用に関する考え方を理解した上で企業とのマッチングを行います。

さらに職務経歴書の作成や面接対策など、転職活動全般にわたるサポートを行ってくれるので、安心して転職活動ができます。

障害者雇用に理解のある企業の紹介

メントス

残念な話ですが、実のところ障害者雇用枠の求人のある企業全てが障害に対する配慮や理解があるとも言い切れません・・。

ハローワークにくらべ転職エージェントは、障害者雇用に理解のある企業や、障害者向けの求人情報を多く持っています。

これにより、障害者の方々が働きやすい環境を整えている企業の紹介が可能です。

また、エージェントは企業との繋がりが強いため、企業側のニーズや求める人材についての情報も得られるため、自分に合った企業を効率的に見つけることができます。

コンサルタントと一緒に自己分析・適職診断を行う

転職エージェントでは、コンサルタントが障害者の方々と一緒に自己分析や適職診断を行います。

自分の強みやスキル、適性を客観的に把握することで、自分では考えていなかった職種にも興味を持ち、選択肢が広がることも多いです。

また、コンサルタントは障害者の方々の働く上での制約や可能性についても理解しているため、自分に合った職種や企業を見つけるサポートが受けられます。

メントス

プロのサポートにより自分を客観的に見ることができるようになるのは転職エージェント利用の大きなメリットですね!

障害者向け転職エージェントの選び方

無料で利用でき、メリットだらけの転職エージェントですが、どこでもおすすめできるというわけではありません。

中には、登録しても何のサポートもしてくれないようなエージェントがあるのも事実です。

複数のエージェントに登録して自分に合うところを見定めるのも大切ですよ。

障害者雇用に強い転職エージェントの特徴

メントス

転職のサポートを行っているエージェントはたくさんあって、どこを選べば良いか迷ってしまいますよね。

障害者雇用枠を検討しているのであれば、障害者向けに特化したエージェントを選びましょう。

障害者雇用専門のエージェントは、障害者向けの求人情報が豊富です。

障害者雇用に理解のある企業との繋がりが強いため、個々のスキルや経験、特性を考慮した適切な求人情報の紹介が可能です。

口コミや評判のチェック

転職エージェント選びでは、自分に向いているエージェントかどうかを知るためにも、実際に利用した人々の口コミや評判をチェックしましょう。

LITALICO仕事ナビ

30代男性

障害者雇用の支援実績が高いと聞いてすぐに登録をしました。ハローワークにはない求人が多く、LITALICO仕事ナビの存在を知らなかったらと思うと怖いくらいです。キャリアアドバイザーの方と相性が良かったのでなんでも話すことができました。6社ほど紹介してもらいそのうちの2社に内定をもらうことができました。想定の年収よりも高い企業に就職でき大満足です!LITALICO仕事ナビ

dodaチャレンジ

40代男性

転職といえばdodaかな?くらいの軽い気持ちで登録しましたが、dodaチャレンジを利用して大手企業に就職することができました。希望の業種、職種をあきらめなくて良かったです。レスポンスが早いので、モチベーション高く転職活動ができました。オンラインの面接セミナーなども利用して苦手な面接の克服ができたのも良かったです。dodaチャレンジ

TechAgentSana

30代男性

TechAgentSanaを利用してスピード転職した友人の紹介で自分もスピード転職が叶いました。ITエンジニアに特化していて前職の経験を活かすこともでき、収入もアップしたので満足です。別の友人に勧めたところ経歴の問題なのか障害か、タイミングなのかわかりませんが求人の紹介が全くなかったようなので、相性もあるのかなと思いました。TechAgentSana

各転職エージェントの強みを比較

転職エージェントには、それぞれ異なる強みがあり、扱う求人にも違いがあります。

効率よく求人を自分に合った探すためには複数のエージェントに登録するといいですよ。

エージェントLITALICO仕事ナビロゴ
公式サイト
dodaチャレンジロゴ
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テックエージェントサーナ

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転職エージェントを活用した転職活動の進め方

自己分析と適職診断の実施

転職エージェントを活用する時の最初のステップは、自己分析と適職診断になります。

コンサルタントと一緒に、自分の強みや弱み、スキルや経験、興味・関心を把握しましょう。

障害の種類や程度、特性などを考慮した上で自分に合った職種や企業を見つけるために、しっかりと時間をかけて自己分析をするとその後効率的に転職活動を進めることができます。

適切な企業・職種への応募

自己分析や適職診断の結果をもとに、転職エージェントが紹介する求人情報の中から適切な企業・職種を選び、応募していきましょう。

転職エージェントは、障害者雇用に理解のある企業や、障害者向けの求人情報を多く持っているため、自分に合った職場が見つかる可能性が高まります。

また、コンサルタントが応募書類の添削や面接対策をサポートしてくれるため、安心して転職活動ができます。エージェントと連携しながら、効果的な転職活動を進めましょう。

転職エージェントを活用した自己PR・面接対策

自己PR作成のポイント

自己PR作成では、自分の強みやスキルを効果的にアピールすることが大切。

STEP1の自己分析や適職診断の結果をもとに、障害を持っていることを前提とした上で、どのようなスキルや経験を活かせるのかを明確に示しましょう。

また、障害に対して自分自身がどのような工夫をし、困難な場面に対処してきたかなども盛り込むことで、ポジティブな印象を与えることができます。

障害に対する説明(ナビゲーションブックの活用)

メントス

緊張している面接の場で、障害についてうまく伝えられる自信がないという声も多く聞かれます。

そのような場合はナビゲーションブック(自身の障害についてまとめたもの)を用意しましょう。

ナビゲーションブックには障害による特性を全て書き出せば良いわけではなく、障害の種類や程度、影響範囲など、あくまでも仕事をする上で支障となる点について記載します。

面接では自分がどのような状況でどのような支援が必要であるか、またどのようにそれを補完できるスキルや経験を持っているかを説明しましょう。

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【就活に役立つ】ナビゲーションブックで自己理解!作り方を教えます

コンサルタントと面接対策!

メントス

転職エージェントでは、コンサルタントと一緒に模擬面接を行うことができます。

模擬面接を通じて、自己PRの改善点や面接でのアピール方法を学びましょう。

また、障害に対する説明や質問への回答も練習することで、実際の面接に自信を持ってのぞむことができます。

転職エージェントを利用した場合、不採用となった際にも企業からのフィードバックを得られることがあります。このフィードバックを参考に、自己PRや面接対策を改善し、効果的に進めていくことが重要です。

コンサルタントからフィードバックを元にしたアドバイスやサポートを受けることで、より具体的な改善策を立てることができます。

内定後のサポートと職場環境の整備

内定後も、入社手続きや契約に関するサポート、また職場環境に慣れるまでのアドバイスなど、安心して新しい職場で働くためのサポートを転職エージェントから受けることができます。

職場での悩みや問題が発生した場合も、エージェントに相談が可能ですので安心です。

障害者雇用に理解のある企業であれば、あなたの障害に応じた職場環境の整備や利便性の確保を行ってくれることが期待できます。

メントス

具体的には、職場のバリアフリー化や合理的配慮のサポートなどがあげられます。

転職後もキャリアアップを目指して!

転職後、仕事に慣れたら次はキャリアアップを目指してみませんか?

キャリアアップに有利な資格・スキルの獲得

長期的なキャリアプランニングに有利な資格・スキルを獲得することで、今後もより幅広い職種や企業にチャレンジできるようになります。

仕事に必要な資格やスキルが明確になったら、それらを習得・ブラッシュアップしましょう。

障害者雇用ではキャリアアップが望めないと言われることもありますが、必ずしもそんなことはありません。
一般雇用と同様に、仕事に必要なスキルアップができれば年収アップも交渉できますし、さらに条件の良いハイクラス転職へチャレンジすることもできるのです。

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継続的なスキルアップの重要性

継続的なスキルアップは、キャリア形成において重要な要素です。

障害者であっても、スキルや経験を積み重ねることで、キャリアアップや昇進のチャンスが広がります。転職エージェントと連携しながら、自分の強みを伸ばし、市場価値を高めていくことが大切です。

キャリアプランニングでは、自分の目標や夢を明確にし、それを達成するためにどのようなステップを踏むべきかを考えましょう。自分の障害を深く理解し、それを乗り越える方法や工夫を考えながら、長期的なキャリア形成を進めていくことが大切です。

まとめ

ピアトス

では、最後に大事なことをまとめます。

ハローワークと転職エージェントを組み合わせて活用しよう

障害者雇用の新戦略として、ハローワークと転職エージェントを組み合わせて活用することで、効果的な転職活動が可能になります。

ハローワークで障害者枠の求人情報や制度・支援策を利用し、転職エージェントで専門的なサポートや企業紹介を受けることで、よりスムーズな転職が実現できます。

効率の良い転職エージェントの活用方法

障害者雇用に強い転職エージェントを選ぶ際には、口コミや評判のチェックや複数のエージェントへの登録がおすすめです。

転職エージェントを活用して自己分析や適職診断を行い、適切な企業や職種への応募を進めましょう。

転職後もキャリアアップを目指そう

仕事に慣れて、余裕が出てきたら長期的なキャリアプランニングを考え、継続的なスキルアップをしていきましょう!

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