就労移行支援事業所は全国に約3300カ所あります。
ディーキャリアは、そのうち約90の事業所を展開している就労移行支援事業所で、特に発達障害を抱えた方に特化したサポートを提供しています。
今回はディーキャリアについて詳しく紹介したいと思います。是非事業所を選ぶ際の参考にしてくださいね。
ディーキャリアの良い口コミ・悪い口コミ
まだ出来て日は浅いので、とても綺麗。 スタッフさんは、基本、ピシッとした服装と言葉遣いで、他の就労支援事業所より緊張感がある。 やっているカリキュラムも、頭一つ抜けて、貸出テキストが有り、難しいしっかりしたグループワークをやっている。 朝礼、終礼、ラジオ体操、掃除と、普通の一般企業や中小企業の会社に勤めている体験が出来る。 他の就労支援事業所で物足らない、作業が簡単過ぎて不安な人にはとても合っていると思う。 自己理解を高める、早く就職したい方には良いと思う。引用:Googlemap
どれくらい時間がかかるかは人それぞれですがここで訓練や自己分析の中から自分を見つめ直し相談にもたくさん乗っていただいたおかげで自分に向いている仕事に就くことができました。最初はコミュニケーションの訓練から始まるのでハードルも高くないと思います。
もし発達障害をお持ちで就職のことで悩んでいるのでしたらここで相談してみることを検討してみてはいかがでしょうか 引用:Googlemap
データから読み解く! ディーキャリアの特徴は?
発達障害とうつ病の診断を受け障害者手帳を取得しました。4回の転職を経て、現在は障害者枠で正社員として働いています。
僕自身も就労移行支援事業所に通い、転職エージェントも利用しました。
障害を2つもつ僕でも自分に合った仕事を見つけることが出来たんです。
そんな僕がディーキャリアについて調査をしています。
ディーキャリアの驚きの定着率とは?
頑張って就活をして手にした内定!
自分に合った仕事に就けた喜びや、明るい未来へのワクワクが止まりませんね。
し、しかしです。
障害をもつ人の1年後の職場定着率は以下のようになっています。
障害種別 | 身体障害 | 精神障害 | 知的障害 | 発達障害 |
1年後定着率 | 60.8% | 49.3% | 68% | 71.5% |
平均すると62.4%。10人のうち約4人が離職してしまうというデータがあります。(出典:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター「障害者の就業状況等に関する調査研究結果」(2017))
就労移行支援を利用して就職が決まり意気揚々と働き始めても、すぐに離職へと至ってしまっては意味がありませんよね。
ディーキャリアの就職後6ヶ月の職場定着率は93.4%と非常に高い数値となっています。(発達障害者の6ヶ月定着率は約80%)
定着率が高い理由は
・効果的なトレーニングによって就労に必要なスキルが身につけることができた
・定期的な面談で丁寧な聞き取りを行い一人一人に合った企業とマッチングできた
・セルフケアを適切に行うスキルを習得した
など ディーキャリアのトレーニングやサポートによるものと言えます。
ディーキャリア満足度 93.3%
「ディーキャリアからスタートした就職者」に聞いた満足度は93.3%です!
やりがいをもってイキイキと働き豊かな人生を目指すディーキャリアだからこその数値ですね。
満足の高い事業所
- ウェルビー まずは気軽に資料請求!早期就労コースが人気!
- LITALICOワークス 全国事業所数No.1 近くの事業所を見学しよう!
- ココルポート 昼食・交通費補助あり 経済的負担が少なく通える!
ディーキャリアの平均給与が高い!
2019年の障害者雇用実態調査では障害種別平均給与は以下となっています。
障害種別 | 身体障害者 | 知的障害者 | 精神障害者 | 発達障害者 |
平均給与 | 215,000 | 117,000 | 125,000 | 127,000 |
ディーキャリアの就職時平均給与は19.1万円!
ディーキャリアの場合、平均の1.5倍の給与をもらえることになります。
ディーキャリアではサポートが充実しており、就業条件(給与・勤務形態)をスタッフが企業に直接交渉してくれるんです!
ディーキャリアの就職先は?
ディーキャリア利⽤者限定の求⼈サイト「ディーキャリアジョブ」を活用し独⾃に開拓してきた求⼈案件に応募することが出来ます。
またディーキャリアは、障害者雇用での就職だけでなく一般雇用(クローズ)を目指す方にも適したトレーニングを行っています。
発達障害に特化したプログラムにより障害特性への理解やセルフケアの方法を身につけ、クローズ就労でも継続した就労ができるようサポートしています。
交通費の補助はある?
ディーキャリアでは月2万円までの交通費補助があります。
当事者の視点交通費はバカになりません。長い期間通う必要があるならなおさらのこと。
交通費等、なるべく出費をおさえて就・転職を行いたい場合は、転職エージェントの利用も選択肢に入れるといいでしょう。
おすすめの転職エージェント
- LITALICO仕事ナビ 非公開求人数も多数 専属キャリアアドバイザーがマンツーマンで転職をサポート!
- 障害者雇用バンク 業界最大級求人数!リモート就職サポート! 在宅のままスマートフォンだけでOK
- dodaチャレンジ 大手の求人多数 安心のdodaブランド!専任のキャリアアドバイザーがサポート!
就労移行支援ディーキャリアの強みは?
次はディーキャリアの強みについて説明したいと思います。
3ステップのコースでやりがいを!
3つのコース
STEP2 仕事のスキルを高め、働きやすく!
STEP3 就活から継続した就労へ!
ディーキャリアの発達障害に特化したコンテンツ
ディーキャリアでは、発達障害をもつ人が働く上でどのような困り感があり、退職してしまうのか。
そんな退職理由に着目し、その発達特性に応じたプログラムを作っています。
①対人関係に対する困り感 | コミュニケーションスキルプログラム |
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②ストレスからくる困り感 | ストレス対処法プログラム |
③生活リズムが不安定からくる困り感 | セルフケアプログラム |
④仕事内容の不一致による困り感 | キャリアプランニング、特性理解を深めるプログラム |
⑤職場の障害への不理解による困り感 | 障害特性理解のプログラム、ナビゲーションブック(自身の取扱説明書)・特性プレゼン |
ディーキャリアでは自己分析を徹底的に行うことにより、利用者の職業適正を見極めた上で訓練に取り組みます。
利用者の価値観や理想像をはっきりさせておくことで、効率の良い訓練にすることが可能です。
加えて、事務作業をメインとした模擬業務を行うことにより、「長所」を伸ばし、「短所」を改善するように考えられています。
当事者視点発達障害の人の特性として、グループワークで人の意見を聞き合うことが苦手な人も多いです。
そのため、ファシリテーターの役割が重要となりますが、スキルの低いスタッフが担当すると誰にとっても不完全燃焼な結果になります・・・。
スタッフのスキルについては実際に利用してみないとわからないことではありますが、見学時や体験時に専門職スタッフが在籍しているかどうかなどもチェックしてみるといいと思います。
利用者専用の求人サイト「ディーキャリアジョブ」を運営
ディーキャリアは、キャリア面談や応募書類の添削、面接練習などのサポートに加えて、利用者専用の求人サイト「ディーキャリアジョブ」を運営しています。
ディーキャリアジョブでは、独自に開拓した求人案件を検索することが可能です。
大人の発達障害を抱えた方の採用に積極的な企業の求人が多いので、効率的な就職活動ができます。
ディーキャリア独自のポリシー
ディーキャリアは独自の「ディーキャリアポリシー」に沿って運営されています。
これにより、ディーキャリアは利用者の課題や目標に対して、親身になって寄り添い、利用者それぞれの到達点を達成するための手厚いサポートを実現しています。
ディーキャリア ITエキスパートって?
ディーキャリア ITエキスパートとは発達障害の特性を活かしてIT・Web専門職を目指す方のための就労移行支援事業所です。
ディーキャリアとは違いITに特化しています。ITスキルを身につけたい方にはITエキスパートをおすすめします。
ディーキャリアITエキスパートのカリキュラムは、IT・Web専門職に必要なスキルを効果的に習得できるように、eラーニングと実践学習を組み合わるなど、学習のしやすさに工夫をしています。
目指す職種ごとに選べるコースなど、経験や希望に沿えるように用意をしています。
エンジニアの実務経験者で構成されたサポートチームによる、質問や相談に適切に対応するためのサポート体制も整えています。
私たちは、利用者の皆さまがIT・Web専門職として就職することはもちろん、長く活躍していただくために必要なスキルを身につけていただけるよう、全力でサポートします。
ディーキャリアの口コミ・評判からわかった弱み
ここまでたくさんのディーキャリアの魅力を紹介してきました。
次はディーキャリアの弱みについても見ていきましょう。
発達障害以外の実績は少ない
まず、ディーキャリアは発達障害以外の実績が少ないです。
元来発達障害に特化した就労移行支援事業所のため、うつ病などの精神障害や、知的障害を抱えた方の実績が比較的少ないんです。
幸いながら、上記のような障がいを抱えた方に特化した就労移行支援事業所もあるので、気になった方は調べてみてください。
>>>>>【評判・口コミ】atGPジョブトレ うつ症状コース(旧シゴトライ)
>>>>>【評判】atGPジョブトレ 難病コース(旧ベネファイ)就労移行支援事業所
>>>>>【評判・口コミ】atGPジョブトレ 発達障害コース 就労移行支援
ディーキャリアは昼食補助はありません・・
残念ながらディーキャリアでは昼食提供は行っていません。
毎日のことですので出費がかさむのが心配・・という方は昼食付の事業所も検討すると良いでしょう。
あわせて読みたい【東京】昼食提供・交通費補助あり!のおすすめ就労移行支援事業所
当事者視点もともと昼食はあまり食べてないからいいや、という方もいるかもしれません。僕自身も昼夜逆転のような生活を送っていたので、最初はあまり気にしていなかったのですが、就労に向けて生活リズムを整えるためには規則正しい生活は必須でした。
昼食をとることで食生活や生活リズムも整ってきます。金銭的負担が心配な方は、交通費、昼食の両方の補助があるココルポートがおすすめです。
ディーキャリアの利用料金は?
利用料金は世帯所得(本人と配偶者)に応じて、「負担上限月額区分」が決められています。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(注1) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます(注3)。 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
※注1:3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります
※注2:収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります。
※注3:入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります
現在、ディーキャリアでは約8割の方が無料で利用しています。
ディーキャリアはどこにあるの?
今すぐディーキャリアに相談しよう!
ここまでディーキャリアの強みや弱み、口コミなどを見てみました。いかがでしたでしょうか?
障がいを抱えた方への理解も進み、就労への門戸が広くなりつつあることが実感できますね。
最後にディーキャリアに向いている人についてまとめました。
- 発達障害を抱えている
- 手厚いサポートのもとで、仕事を始めたい
- 交通費の補助がある
- 専門性の高いスタッフのサポートが受けたい
- 昼食の補助も受けたい
気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!
就労移行支援事業所選びに失敗したと感じている利用者の声で多く聞かれるのが「事業所の雰囲気が自分には合わなかった」「自分の受けたいプログラムがなかった」「障害の特性を考慮してくれなかった」といったものです。
就労移行支援事業所は、自主的な活動を中心とした所から、障害の特性に合わせた個別サポートを強化している所まで様々。事業所選びに失敗しないためには、「自分の通える範囲にどんな事業所があるのか」をしっかりと調べることが重要なのです。
就労移行支援は原則2年しか利用できないサービスなので、事業所選びに失敗したくはありませんよね。
資料請求や、見学を行って事業所を比較するところからはじめてみましょう。
2分で資料請求完了です